雑学

自衛隊員は“マイ換気扇”を持参して引越しをする【自衛隊の知られざる貧乏生活】

自衛隊の貧乏な日常生活「マイ換気扇を持参して引っ越す謎」03

官舎はだいたい古い

 自衛官Cさんは、新婚の初々しい可憐な奥さんと民間住宅に住んでいましたが、異動で初めての官舎へ。部屋は6畳と4.5畳。狭くて古いと聞いてはいたものの「ラブラブの2人なら耐えられる。頑張るね」と言ってくれた新妻に感謝しつつ現地に異動しました。しかし、想像を絶する官舎に2人は絶句することに。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1261896

自衛隊の貧乏な日常生活「マイ換気扇を持参して引っ越す謎」03

いまどきこんなボロ家に好き好んで住む人もいまい

 花嫁道具のタンスは、階段がせまく運べず、実家へ送り返すことになりました。

 キッチンと無理やり呼ばせるための謎の流し台と冷蔵庫置き場の近くに、こぶし大の大穴があり、そこからネズミが「こんにちは、よく来たな」とご挨拶。

「Cちゃん、両親が買ってくれた大切なタンスなのに、それも使うことができないの? お母さんになんて言えばいいの?」と新妻が畳に両手をついて打ちひしがれ本気で大泣きした時にはどうしていいか途方にくれ、いたたまれず、ベランダに出ようと開けた途端、崩壊寸前のベランダからバタバタ~~~っと鳩が飛び立ちました。ベランダにはすでに鳩さんご一行が新婚生活を送っており、鳩の巣にはヒナが2羽孵っていたそうです。

 動物好きにはたまらないコンセプトの古典的な住宅ですが、ここでその鳩の演出はいらないわけで、さらに嫁の泣き声が大きくなったような気がしたと、自衛官Cさんは当時を振り返ります。

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都心では官舎の入居率がほぼ100%だが……

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