更新日:2017年08月08日 14:18
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霊能者が語る「パワスポと心霊スポットは紙一重」

「心霊スポットと紙一重のパワスポ」はこちら

 前出のジャスミン蓮氏が挙げる、心霊スポットと紙一重の代表的な場所は以下の通り。 ・K神社(京都府)  水の神を祭り、縁結びパワーの強いパワスポではあるものの、縁が結べなかった時に呪いに行く場所でもあり、源氏物語の時代から「五寸釘」と「わら人形」を打ち付ける風習があると伝えられている。  神社の土地は強い「火の気」を持っているものだが、K神社の主祭神は根源的な「水」の神である。「火」は陽の気で、「水」は陰の気なので、ここはどちらの気も有する。  なおかつ人里離れた山奥で、さらに京都の北に位置するというのも陰の気が強い。しかし大勢の人が集まるのは陽の気。言うなれば「陰の要素がとても強い陽の場所」という複雑なスポットなのだ。  こういった場所を訪れる場合は、天気と時間帯に気をつけて足を運ぶこと。天気のよい朝の時間帯に行けばパワーはプラスに働くが、天気の悪い遅い時間帯に行くとマイナスに傾きやすいという。 ・G山(山形県)  とてもよい場所ではあるが、かなり難しいパワスポと言える。山頂で気持ちが澄んでいる時でも、死んだ人に会えてしまうような場所なのだ。  G山は「山岳修行」の場所でもある。人がひとつのことを突き詰めていこうとする時、本人は強い陽に向かって進んでいこうという心持ちに対して、「修行」という強い陰の行動をしなければならないので、この場所も陰陽どちらのパワーも満ちているわけだ。しかし、強力な浄化作用がある場所であることは間違いない。注意点としては、まずお盆に行くのは外すこと。そして早い時間帯に行くこと。前日は精進潔斎(風呂に入って身を浄める)を忘れないこと。 ・T公園(東京都)  ここもまた、陰陽どちらのパワーも強い、紙一重の場所である。  しかも、どちらかと言えば落ち着いた陰の気のほうが強い。その影響で、この付近一帯には数多くの大学、高校が乱立している。「勉学」は「修行」のエネルギーと同じなので、このような落ち着いた陰の気が流れる土地が向いている。  ここはパワースポットというより、現在の自分が「陰」に傾いているか「陽」に傾いているかを判定できるという、面白い場所だという。 「足を運んでしばらく過ごしてみて、自分が何を感じたかによって誰でも陰陽の判別がつく」(ジャスミン蓮氏)  もし時間が経過するほどに元気になれば活動的なパワーをもらえるし、気持ちが落ち着いていくなら知性、頭脳労働に向くパワーがもらえる。逆に落ち込んでいくようならこの場所は自分には向いていない。  明るい時間帯に前向きな気持ちで行けば、行動力や向上心がパワーアップする。しかし、落ち込んでいる時に行くと自責の念が強まり、うつ状態になったり、ひどい時には猟奇的な行動に走る場合もあるので要注意だという。
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手垢のついていない、知られざるパワスポ
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