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SEXを楽しもうと言いつつ、血眼で自分本位なおかしさ

SEXを楽しもうと言いつつ、血眼で自分本位なおかしさ

 女性誌のSEX特集の、臨界点超えの過激さ、あられもなさ加減は見てきたとおり。しかし、「1日最高3人と4回」といった自身の性生活を赤裸々に綴った実録マンガ『三十路OLモザイク日記』の著者hayashi3は、「笑かそうと思っているのかと思いきや、大真面目なんですよね」と言いつつ、その“ぶっちゃけ”具合に違和感があると言う。

「全体的に矛盾だらけなんですよね。読む側に言い訳を持たすためなのか、キャッチコピーやパッケージはあくまでもおしゃれ。でも、これ、書体や色を変えたら、間違いなくおっさんのエロ雑誌ですよ。インモラルな話をしているのに、モラルがちらついたり、SEXを楽しもうと言いつつ、どこか血眼なところもあって、そのバランスもおかしい気がするんです」

 確かに、記事から滲む一人よがりの必死感からは、童貞男子向けのノウハウ本を彷彿とさせる。

「例えば、フェラテク指南もすごく多くて、確かにフェラ好きの男性は多い。でも、その好みは本当にいろいろで、一般論はないんだから、好きな人を虜にしたいと言うなら、雑誌を見て必死に練習するより、相手に聞けばいい。でも、それは言えないんでしょうし。自分に都合のいいコトしか見ない、見たくない部分は絶対に見ないという、自分本位さもあって。だって、『夜の女性の品格』って言ったところで、SEXに品格はありません(笑)。世の女性がもしも、こうした特集を見て、ひとつひとつ考えながらやってるとしたら、ホント、大変だなあって思います」

取材・文/澁澤敬之 馬場企画

― もはや臨界点超え![女性誌SEX特集]の凄い中身【7】 ―




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