更新日:2012年02月08日 15:59

定番企画「Q&A」にみる女のSEXのお悩みの数々

変わらぬ悩み、そして迷走が始まる ◆定番企画「Q&A」にみる女のSEXのお悩みの数々 女性誌のSEX特集の定番企画が「Q&A」。プロ並みのスーパーテクを開陳している『an・an』でも、「感じている顔がブサイクなんじゃないかと心配」(’08年8/6号)、「私の性器の色と形ってヘン?」(’07年8/8号)と、なにを今さら的な悩みを打ち明けていていたりして、女のコンプレックスは根深いとシミジミ。  で、お悩みの永遠のテーマともいえるのが、「イッたことがないんです……。これって変!?」(『With』’07年12月号)「同時にイッたことがほとんどなく、これってお互いのサイズの問題? 彼とのHの相性が悪いということなんでしょうか?」(『With』’07年1月号)といったイク・イカない問題であり、彼との“相性”問題。その悩みは古今変わらないが、回答は時代とともに変化する。  例えば、「行為の最中、彼が流す汗が不快で、セックスを苦痛とまで思うようになって」(『an・an』’99年11/19号)という悩みへの回答は、10年前では「彼の汗がイヤだなんて彼を愛していない証拠のようにも受け取れます」という、愛こそすべての精神論でご回答。しかし、『With』’08年8月号ではSEXの相性とは「弱い子孫を残さないよう、合わない相手とのセックスを“相性”が防いでくれてるんです」と、科学的風に解説する。  また、「ゆるいって言われました」(『日経WOMAN』’07年6月号)もFQのひとつ。この悩みに対して、10年前の『an・an』’99年7/16号では、「そんなことを口走る男には『あなたが小さいのよ』と言い返してみればいい」と強気に突っぱねるが、『Miss』’09年5月号では「仕事中にお尻の穴をキュッと絞めるようにしています」「ランニングを始めてから締まり方が変わったと言われた」といった体験談を紹介しながら、「オフィスでも膣力アップエクササイズ」を提唱するなど、超ポジティブだ。 「セックスで“キレイ”にになるってホントなの?」(『With』’08年8月号)というのも、気になるようで。「愛のあるセックスはキレイになるホルモンの分泌を促します」(同)というお答えは、女性にとっては福音だろうが、一方、「SEXをしたからといって女性ホルモンが増えるなんて根も葉もないこと」とバッサリ切り捨てるのは『Miss』’09年5月号。さらに、「そう信じている人がいるなら、それは女性誌の大罪」とまで。SEXに対して、悩んだり、意味や目的を求めたり。女性はホントにややこしいよなあ。 ― もはや臨界点超え![女性誌SEX特集]の凄い中身【5】 ―
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