SEXで感じやすいのが今や“いい女”の条件に!?

SEXで感じやすいのが今や“いい女”の条件に!?  とどまるところを知らない、女性誌のSEX特集のエスカレートっぷり。一体、女たちに何が起きているというのか。フリーライターの亀山早苗氏はこう分析する。 「SEX特集を読んでいる女性の大半は“ネタ”として面白がっているだけだとは思いますよ。ただ、その一方で『とりあえずSEXしておかないとマズい』という風潮が蔓延しつつあるのも事実です」  実は、肥大しているのは「性欲」ではなく、「自意識」だとか。 「女性誌の影響もあってか、SEXで感じやすいことを、“いい女”の条件ととらえている女性が増えています。だから、SEXの最中も必死で感じているフリをする。それは男性への気遣いではなく、“感じにくい女”だと思われるのは許せない!という女のプライド。『SEXが好きじゃないなんて、恥ずかしくて友達にも言えない』という女性も多いですよ」  “可愛く見えるイキ顔”を鏡の前で練習し、コトの最中、美しく見えるポージングの鍛錬も欠かさない。女性誌はその努力を煽っているのか、後押ししているのかは、もはやよくわからないが、確実にあるのは、“女の価値”が下がることに対する不安感だという。 「こんなご時世だからこそ、いざという時の“保険”として、男の一人ぐらいはつかまえておきたい。その男の気持ちをつなぎとめる、手っ取り早い方法がSEXというわけです。ただ、テクニックの習得や、感じるポイント探しに夢中になる余り、『こっちは、こんなに努力しているのに!!』と男性に対する怒りを募らせるようになるケースも少なくありません。これはSEXの効用を語り、過剰な“意味づけ”をしてきたメディアの罪と言えるのかもしれません」 【亀山早苗氏】 恋愛、結婚、性など、女性の生き方を中心に取材・執筆を行う。近著に『救う男たち“東京消防庁の精鋭ハイパーレスキュー隊”』『恋に振り回される女たち』(ともにWAVE出版) 公式HP http://www.viofatale.com/ ― もはや臨界点超え![女性誌SEX特集]の凄い中身【4】 ―
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