精神科医で栄養指導なども行う西脇俊二氏も、医学的にも年末年始は劣化する時期であると言う。 「ひと昔前は、忘年会の翌朝に自殺してしまう人が多かったんです。連日飲んで騒いで、脳内伝達物質のセロトニンやドーパミンを夜中の間に使い切ってしまい、朝に軽度うつ状態に陥るからです」 　さらに昼夜逆転のダラけた生活により体内と脳内の状態が悪化。 「きっとろくなものも食べてないでしょうから、脳の健康に必要なビタミンや鉄分、脳内伝達物質の原料であるタンパク質が不足し性格が攻撃的になる。さらに、引きこもって動かないためにリンパから老廃物が排出されず、体中がだるくなる。だるくなると動かないので太るの悪循環です」 【西脇俊二氏】 精神科医。ハタイクリニック院長。ホリスティック医療のほか、医療ドラマの監修も。近著に『人生は0.2秒で変わる – 精神医学的に正しい絶対的な力の使い方』（ワニブックス） 【Yu Suzuki氏】 編集者・ライター。月間100万PVの健康ブログ「パレオな男」管理人。NASM（R）公認パーソナルトレーナー。著書に『一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書』（扶桑社刊） 【加藤智一氏】 美容ジャーナリスト。男性唯一の美容ジャーナリストとして、男女問わず有益な美容情報を発信。著書に男性の清潔感について執筆した『お洒落以前の身だしなみの常識』（講談社）など ― ［ブサイク］を脱する方法 ―