冬服の衣替えで「畳めるもの/畳むとシワになって後悔するもの」
▼襟元のケアを怠ると来年泣くことに
また衣替えのタイミングで「襟元のケア」は超重要です。とくにシャツなどの直接肌に当たっていた服の襟元には要注意。
一見汚れていないようにも見えても実は汚れが付着している可能性があり、目に見えない汚れが、徐々に徐々に生地に浸透していき、再び出番を迎えたときに「首元だけ真っ黄色に!」なんてことも。
一度洗ったから大丈夫、と安心してはいけません。襟元の汚れは一度の洗濯では除去しきれないほど頑固なのです。
そこで「襟用の汚れ落し」を一つ持っておくのがオススメ。洗う前にこれを一度塗り込みます。スティックタイプのものが使いやすくていいでしょう。襟や袖裏など体の汚れがつきやすく、かつ目立ちやすいところにヌリヌリ。そうして浸透するように少し時間をおいてから洗濯をすると、めちゃくちゃキレイになります。
こういった「襟や袖のシミ汚れ落し」は色々使いましたがどのメーカー品でもそんなに効果は変わりません。近所のドラッグストアでも売っているものですからぜひ試してみてください。
▼全部面倒くせえ!!と思う人には保管サービスがオススメ
最後に「収納とか畳み方とかケアとか全部面倒くせえよ!」という人にはこちら。
クリーニングと保管が一体化したサービスがあります。この「リネット」はクリーニングにプラスして最大8か月間の保管を請け負ってくれます。7点パックで最低料金が8400円(+税)ですが、7点分クリーニングに出して自宅で保管する手間とリスクを考えたらそこまで高くもないかと。衣替えのなかでも「特別これは大事に保管しておきたい」と思うような高級服などはこういったサービスを活用するといいでしょう。
集荷に来てもらって、必要な時に配達してもらえばいいのでクリーニング店に行く手間も省けます。
そろそろ冬物の衣替えの時期。大事な洋服をきちんと正しく保管してあげて長く使えるようにしておきましょう。ご参考に!! 〈文/MB〉ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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