さて、いざマッチしたところで、アポの取り付けが最適な時期でなければ女性は逃げてしまうという。 「マッチしてから最初のメッセージが来るまで1週間空くのは珍しくないので、気にしません。ただ、メッセージのやりとりを始めてからのやりとりが3日以上空くと、面倒くさくて返信しなくなる。できるだけ24時間以内に返してくれるのが望ましい」（23歳・大学生） 「正直、だらだらとメッセージ交換をするのは手間。Likeした時点で、基本的には会ってもいいという気持ちなので、メッセージ交換から3日ほどでアポの日を決めたい。PairsやOmiaiはじっくり会話を重ねてから会いたいけど、Tinderは顔とかスペックとかの直感重視だから、即レス即アポとまでは言わないけどスピード感は大事」（26歳・看護師） 　このように、Tinderの場合はメッセージで親交を深めてから誘うというスタイルは合わないようだ。 　また、補足としてLINEなどの連絡先を交換するタイミングについては「経験上、当日の待ち合わせもTinderで済ませたがる男性は、既婚者かヤリモクの可能性が高い。会うことが決まる前にLINEを教えるのは抵抗があるが、日取りが決定したら交換したい」（28歳・営業）といった声が多数聞かれた。 　以上、ヒアリングから判明したのは、Tinderが必ずしも世間で言われるようにハイスペ男性狙いの女性ばかりではないということだ。特に地方に関しては、結婚相手を探すのも夢ではない。 　イケメン主義・スペック主義の特性に、Tinderを敬遠している男性も多いだろうが、ポイントを抑えたプロフィールがあれば意外とマッチするかもしれない。　＜取材・文／日刊SPA！取材班＞