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40代独身男性、父親の介護で“稼ぎたくても稼げない”現実「年収250万円減で結婚も諦め…」

 結婚を前提に交際していた女性はいた。だが、父親が倒れたとき「結婚すれば苦労するのが目に見えているから」と自ら別れを切り出した。今では結婚を完全に諦めているという。 「すでに自分は40代。このまま介護中心の生活で50代を迎えそうな気がしてならないんです。父親は涙を流して『あのとき、死んでいれば……』なんてことを口にするけど、親を恨むことなんてできないですよ。ヘタしたら寝たきりの可能性もあったわけだから、そうなれば今以上に人生に絶望していたでしょうね」  仕事以外の時間はすべて介護と家事に充て、心休まる暇もない。絶望の末、最後に高橋さんはこう呟いた。 「今まで蓄えてきた貯金500万円は父の特養入居代に消える予定です。これで自分の老後の資金はなくなりますから……60歳くらいで死にたいです」  親の介護という誰もが降りかかるリスクに苦しむ高橋さん。“稼ぎたくても稼げない”彼の前に希望の二文字はいまだ見えない。 ― [死ぬまで年収300万円]の病巣 ―
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