波平さん、鷹の爪団の吉田くんに「コラー、カツヲ!」【平成松江怪談・新作発表】
島根県松江市の観光大使を務める濃~い3人が揃い踏み! 本日(3月17日)、当地の怪談や怪異現象をウェブ上でアニメ化している『平成松江怪談』の新作『指の輪』が公開された。これに先立ち、東京・新橋で記者会見が行われた。
登壇したのは2014年から『サザエさん』の波平役を務めている声優の茶風林氏、『新耳袋』や『九十九怪談』などで知られる怪異蒐集家の木原浩勝氏、そしてアニメ『秘密結社 鷹の爪』の製作者FROGMAN氏の3名。全員が「松江観光大使」に任命されている。
木原氏と茶風林氏は松江市で怪談イベントを行っており、今回、木原氏原作、FROGMAN氏制作の怪談アニメに茶風林氏が声優として参加する運びになった。
⇒【動画】https://nikkan-spa.jp/1303767
新作怪談アニメ『指の輪』は1970年代に学校で「霊が見える」と言ってしまった女子中学生の身の上に起きたことを描いた作品。原作者の木原氏は「この話はずいぶん前に取材したんですが、発表するきっかけになったのは、最近『霊が見える』という人が増えたこと。本当に“見える”人は言わないものですよ」と警告を込めた作品だと解説。 とはいえ、こういう怪談を扱っているといろいろと不思議なことが起きるそうで、昨夜、木原氏がファミレスで体験した少し不思議な話や、松江で茶風林氏が『怪し会』というお寺で怪談朗読と日本酒を楽しむ会を行ったときに起きた不思議な現象などのエピソードが開陳された。 まるで怪談の場のような雰囲気になった記者会見だったが、最後に急にFROGMAN氏が後ろを向くと、登壇していた吉田くんの着ぐるみが「僕もお3人と同じように、松江の観光大使として頑張っていきたいんですが、怠けてしまうことがあるんですよ。なので茶風林さん、僕に『喝』を入れていただきたいんです。『コラー、カツヲ!』って」と唐突なお願い。 戸惑う茶風林氏に吉田くんは「僕の本名は『吉田“ジャスティス”カツヲ』なんですよ。だからコンプライアンス的にはなんの問題もありません」と畳みかける。すると茶風林氏も「じゃあOKですね」と波平の声で「コラー、カツヲォォォ!」と絶叫。司会者の芸人・出雲阿国氏が「壮大な茶番劇をありがとうございました」と締めくくると場内は爆笑に包まれていた。 木原氏によれば今年は9月2日に松江市で「怪かし会」が開催されるとのことである。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1303721
取材・文・撮影/織田曜一郎(週刊SPA!)
怪談「指の輪」
新作怪談アニメ『指の輪』は1970年代に学校で「霊が見える」と言ってしまった女子中学生の身の上に起きたことを描いた作品。原作者の木原氏は「この話はずいぶん前に取材したんですが、発表するきっかけになったのは、最近『霊が見える』という人が増えたこと。本当に“見える”人は言わないものですよ」と警告を込めた作品だと解説。 とはいえ、こういう怪談を扱っているといろいろと不思議なことが起きるそうで、昨夜、木原氏がファミレスで体験した少し不思議な話や、松江で茶風林氏が『怪し会』というお寺で怪談朗読と日本酒を楽しむ会を行ったときに起きた不思議な現象などのエピソードが開陳された。 まるで怪談の場のような雰囲気になった記者会見だったが、最後に急にFROGMAN氏が後ろを向くと、登壇していた吉田くんの着ぐるみが「僕もお3人と同じように、松江の観光大使として頑張っていきたいんですが、怠けてしまうことがあるんですよ。なので茶風林さん、僕に『喝』を入れていただきたいんです。『コラー、カツヲ!』って」と唐突なお願い。 戸惑う茶風林氏に吉田くんは「僕の本名は『吉田“ジャスティス”カツヲ』なんですよ。だからコンプライアンス的にはなんの問題もありません」と畳みかける。すると茶風林氏も「じゃあOKですね」と波平の声で「コラー、カツヲォォォ!」と絶叫。司会者の芸人・出雲阿国氏が「壮大な茶番劇をありがとうございました」と締めくくると場内は爆笑に包まれていた。 木原氏によれば今年は9月2日に松江市で「怪かし会」が開催されるとのことである。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1303721
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