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連休中に開かれていた“神イベント”、ドラッグストアショーは何が凄かったのか

 日本チェーンドラッグストア協会が主催する、アジア最大級のドラッグストアの祭典「JAPANドラッグストアショー」が、幕張メッセ(4~8ホール)で17日(金)から3日間にわたって開催された。

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 試供品などが数多く配られ、入場料無料ということから知られざるマル得サービスとして知られるこのイベント。アンケートへの協力や短いセミナー参加、整理券入手などの条件を満たせば、菓子メーカーの新商品、試飲ではソフトドリンクだけでなく成人には日本酒の提供もされるだけあり、人気のブースには大挙列をなす入場者の姿があった。

 ネットではあまりにも有名なこのイベント、戦利品として代表的なものをあげればP&Gのアリエール、LIONのソフラン、ハイジアなどの洗濯用品、武田薬品のアリナミン、ライザップのプロテインボトルなどどれも日常生活として使えるものばかり。交通費を考えてもドラッグストアで買うよりも明らかに黒字だ。

 最近では医療費抑制などの観点から新たに導入された税制でも話題になったが、自分の健康は自分で守るという“セルフメディケーション”が近年のキーワードになっている。

 処方箋による処方も可能で、日用雑貨から子育て用品、食品まで取り扱うドラッグストアは、少子高齢化や共働き世帯の増加など様々な社会的な背景と相まって、コンビニともスーパーとも違う存在感を放ち、これからの医療を担っていく存在としても注目されている。

 「セルフメディケーションで、幸せいっぱいの街づくり!~ニッポンの元気を応援するドラッグストア~」をテーマに据え、17回目の開催となった今年は366社が出展。「ヘルスケア」「ビューティーケア」「フード&ドリンク」など全15ソーンが展開し、各ブースでは様々な商品のセミナーやPRイベントを催した。

インバウンド市場でもドラッグストアは相変わらず好調


 三連休中を含む三日間の開催で約13万人が来場した当イベント。有名タレントなども多く登場するイベントステージや新商品コレクションのコーナーなどもあり、子どもから大人まで楽しめる。そのため週末に訪れる来場者の中にはビジネス目的の業界関係者だけでなく、家族連れの姿が目立っていた。

 また、最近のドラックストアを取り巻く状況として無視できないのがインバウンドだ。百貨店などにおける“爆買い”は一旦は落ち着いた印象があるが、ドラッグストアの状況はまた一味違うらしい。

「確かにお一人様あたりの客単価自体は下がってはいますが、ドラッグストアに訪れる訪日観光客の人数は未だ順調に増えています」と取材班に語ってくれたのは、モバイル決済サービス『WeChat Pay』を提供する株式会社アプラスのブース担当者。WeChatは購入した商品や口コミシェアが盛んな巨大SNSで、約8億人もの中国人が利用するとも言われる。

「そのような状況で外国人観光客の対応に不安を持つ店舗は多いようです。邦人客の対応ができなくなってしまうといった事態も招いており、言葉がわからなくても簡単に対応できるモバイル決済システムの導入は、お店側にとっても国内外の利用客にとっても、大きなメリットとなっているようです」

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<取材・文/日刊SPA!取材班>


第17回 JAPAN ドラッグストアショー
http://www.drugstoreshow2017.jp/index.html




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