更新日:2022年08月25日 09:04
仕事

40代で「上司の小言にすぐ落ち込む人」は要注意――“自分を責める”思考から抜け出す方法

 そこで、記者が「自己催眠の解き方」をレクチャーしてもらった。やり方は簡単。精神的にキツいとき、鏡に映った自分と目を合わせて「応援してあげる」だけ。ただし、鏡の中の自分を“他人”だと思って応援すること。 「これが『ミラー催眠』という方法です。ただの自己肯定では、気分が高揚するだけ。自分を他人に見立てなきゃいけません。そうすると、状況をより客観視でき、自分ばかりを責めてしまう自己催眠から脱出できるというわけです」 ⇒【写真】はコチラ(ミラー催眠の様子) https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1306229
【楽になる!】サラリーマンの縛る催眠の“解き方”とは?

自己催眠を解く場所は、家の洗面所や会社のトイレなど「鏡がある場所であれば問わない」とのこと。また、表情は「笑顔」のほうが効果的だそうだ

 後日、早速実践してみた。原稿の締め切りを破り、ネチネチと編集者から嫌みを言われ尽くした午前2時。洗面所に向かい、鏡に映った冴えない表情の自分に「お前は悪くない。よくやった。悪いのはムチャブリする編集者だ」と3回ほど言ってみた。「いい年の男が深夜に何やってんだ」と思いつつも、気持ちは幾分軽くなる。その後も1週間、仕事で嫌なことがある度に鏡の中の自分に語りかけた。すると、以前よりウジウジと悩む回数が減っていることに気づいた。  今いる状況が苦しい人ほど効果を体感しやすいかもしれない。疑うより先に、実践あるのみだ。週刊SPA!4月4日号では「40代働き方がわからないへの処方箋」という特集を組んでいる。該当する方はぜひ本誌を。〈取材・文/週刊SPA!取材班〉
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週刊SPA!4/4号(3/28発売)

表紙の人/ 藤原さくら

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