スポーツ

“前哨戦”は中日の圧勝! 高橋監督を手玉にとった森監督の“死んだふり作戦”

高橋監督を突然口撃

 しかし、恒例となっている“開幕投手発表”では、対戦相手の巨人(31日・東京ドーム)の高橋由伸監督(41歳)と並んだ森監督は「うちは大野です!」と力強く明言。会場に駆けつけた竜党の喝采を浴びたのだが、一方の高橋監督が「すいません……決まっていません」と明言を避けると、「巨人が決めていないなら、ウチも変えます!」とあっさりと撤回。

森監督の口撃に、思わず苦笑する高橋監督(左)

「情報によりますと、菅野で来るかなと思ってましたけど、やっぱりWBCで、皆さんの見ている通りあれだけのボールを投げているのであれば、私が監督だったら、外します。それでゆっくり、次のカードに行ってもらいます!」と口角泡を飛ばすと、会場は爆笑と拍手に包まれた。  まさかの対戦相手の監督からの投手起用アドバイスに高橋監督も苦笑い。「もともとは昨年のキャンプから(開幕投手を)菅野と決めてましたけど、今日はこちらに来て練習を見てないので、これから考えます」と応戦するのが精一杯だった。(※イベント後、高橋監督からは菅野を次カード(4/4 DeNA戦)に回し、開幕戦はマイコラスが先発することが発表された)  死んだふりをして、最後に刺す! “前哨戦”は森ドラゴンズの圧勝だったようだ。運命のペナントレースは31日に開幕する。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1308130

森監督以外は全員40代というセ・リーグの監督

取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)
1
2
おすすめ記事