中国【幼児人身売買】現場を激写!
中国では、年間1万人以上の児童が誘拐されているという。また長らく続いた1人っ子政策の下、第2子や女児を売ってしまう人たちも数多く存在する。そんな人身売買が盛んな国で、取材班はある場所にたどり着いた。そこでは、目の前で堂々と赤ちゃんが取引されていた!
1/17発売の週刊SPA!「中国幼児人身売買現場に潜入!」では、現場写真のほか、多角的にこの問題を取材した。
取材・文・撮影/奥窪優木
その場所とは、広東省広州市内にある5つ星のXホテルだ。取材班は早速、現地を訪れた。ロビー周辺を歩いてみると、乳飲み子を連れた中国人男性が、エレベーターに乗り込んだ。表示を見ると、停止したのは客室のあるフロア。宿泊客だったのかもしれない。そう思って張り込みを続けると、同じ男性が約15分後、再びエレベーターから姿を現し、そのまま外へと出て行った。しかし、先ほどの赤ん坊の姿はない。
この後も、同じ男が次々と別の赤ん坊を連れては訪れ、数十分後に手ぶらで帰るという不思議な光景が繰り返された。取材班が張り込みをした数時間に、4人の乳飲み子がどこかの部屋に預けられたようだった。
この間、エレベーターからは数多くの白人カップルも出てきた。しかし彼らにはある共通点があった。それは彼らの胸に決まってアジア系の赤ん坊が抱かれていたということだ。また、ロビー近くの広間にも、やはりアジア系の乳飲み子を連れた複数の白人カップルの姿があった。そのうちの一組、20代後半の男性と30代後半の女性のカップルは、覚束ない手つきでソファーに寝かせた赤ん坊におむつを穿かせていた……。
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