同じ飲食チェーン店でも、店舗で味のバラつきがある理由
世のサラリーマンたちの胃袋と財布の味方である「激安飲食店」で、もっともおいしいメニューとは何か? 30~50代の食通男性200人にアンケート調査を実施、その投票数から「満足度の高いチェーン店」ランキングを作成した。しかし、いくらうまい店とはいっても、店舗ごとに味のバラつきがあることもしばしば。そこで今回は、「味のバラつく&安定しているチェーン店」を調査した。
安くてうまい飲食チェーンだが、店舗ごとに味のバラつきが多いという難点もある。今回、チェーン店によく通うサラリーマンに向けて実施したアンケートでも、「味のバラつくチェーンは?」という質問に対して「餃子の王将」を挙げる人が多く、「味の濃さが違い、期待ハズレで残念なことがある」(35歳・警備員)という声も。
その理由を、経済評論家の平野和之氏はこう語る。
「店舗ごとの権限が強いチェーンは、味のバラつきが出やすい傾向があります。その典型が『餃子の王将』。店長の権限が強いので、メニューが店ごとに違う場合もあります。また、業態が中華料理で、焼き物や揚げ物は火の加減や時間の調節が難しく、作業する人の腕に左右されるんです」
また、「期間限定メニューもバラつきが出やすい」と平野氏。これにはモスバーガー元店長の野村康之氏(仮名)も同調する。
「調理の作業負担が大きいモスバーガーでは、新メニューが始まって1週間ほどは、慣れない人も多く、味にバラつきが出てました」
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店舗ごとの味のバラつきとの付き合い方
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