鬼嫁たちが夫に辛くあたる理由「できないから叱ってあげてるだけ」
フェ:わかる。家族のために良かれとしたことでも、どこか「自分もこれなら楽しめる」って気持ちが見え隠れするというか……。家事とか育児って地味で継続的なものなのに、それを飛び越えて「逆転ホームラン」を狙う姿勢に腹が立つ。
浪費:そういう大技が許されるのは、こっちがぐうの音も出ないくらいの稼ぎがあるダンナさんに限った話だよね。
モラ:家事育児をしないで、週末ヒーローみたいなお役だけで父親面するなら、「その対価を支払えてるのか、お前は!」って。「仕事が忙しいんだよ」なんて苦労話は、ケツ拭く紙にもなりゃしないんだから。
フェ:(おもむろに計算機を取り出し)ベビーシッターを平日フルに頼んだ場合、月40万、年間500万円近くかかります。少なくとも、貯金や保険、家賃、生活費などを差し引いて、それくらいの額を余分に捻出できる収入はほしいですよね。
浪費:現実的に稼ぎを増やすなんて無理なのはわかる。それなら、身の丈にあった努力をしなさいと。
モラ:いつまでたってもそれができないから叱ってあげてるだけ。私たちの叱責はヒステリーじゃなくて、愛のムチだとわかってほしいよね。
週刊SPA!5月30日号では「不幸な結婚or幸福な離婚 どっちが得か?」という特集を組んでいるので、ぜひご参考に。〈取材・文/週刊SPA!編集部〉
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