更新日:2022年08月30日 23:48
恋愛・結婚

地方の狭いコミュニティでの不倫ルール「幼なじみや友人とカネをかけずにユルく付き合う」

不倫も友情の証し?

 結婚しても「たまに既婚者の元カレと体の関係を持ってしまう」という水野里奈さん(仮名・28歳・パート)いわく、不倫があまりにも日常的になっているという。 「ショッピングモールで待ち合わせをして、夕飯の買い物をしながらデートも済ませる。その延長でセックスするので、もう当たり前すぎて罪悪感がないんです。学生時代からの大事な友人だし、関係を絶ち切ろうとしても友人同士で誰かしら繋がっているので、完全には絶縁できない。断りたくてもズルズルと関係が続いて……」  何でも友情で片づけてしまい、すべて学生時代の友人でコトを済ませてしまう閉鎖性はいびつでもある。 「不倫相手といえど大事な親友。狭いコミュニティだからこそ不倫事情はお互い把握していますが、事を荒立てたら地元にいられなくなる。多少の罪悪感はあるけど、みんなやってることですから」(野口洋子さん・仮名・32歳・主婦)  固定化されて抜け出せないコミュニティと、緩い友情と、その先のカネをかけないセックス。泥沼ではないのかもしれないが、ぬるい地獄のようにも感じられる。

月1万円不倫の内訳

不倫 「不倫はカネがかかる」と思いがちだが、郊外では月1万円で十分不倫生活を満喫できる。 「待ち合わせもデートも基本全部大型ショッピングモール。安いフードコートなら食事も一人1000円かからないし、ウインドーショッピングならタダ。地方だとスタバもまだ珍しいので、たまに新作のドリンクを奢れば年齢に関係なく満足してくれます」(39歳・接客)  スタバとフードコートで一人1500円前後。さらにネカフェでコトに及べば、トータルで2人合わせても5000円でお釣りがくる。 「1万円でも月に2~3回会える。カーセックスでさらに節約しています」(同) ― [不倫の泥沼化]が止まらない ―
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