28%OFFで宿泊できた「ホテルの値引き交渉術」――禁断の裏技は「ブログに投稿…」
旅行に物欲、性欲まで人間の欲は盛んなれどカネがない……。そんな嘆きを吹き飛ばす「最強の交渉術」をSPA!が総力取材。ここでは、「ホテルの値引き交渉」について紹介しよう。
旅行といえば宿泊先も重要。ならばホテル代を値切りたいと考えていたところ、旅行ライターの永田知子氏いわく、「夏はホテルにとって書き入れ時のため、難しいですがチャンスはあります」とのこと。では、具体的な値切りのテクニックとは?
「ネット予約ではなく、電話をかけて交渉してみましょう。そこで決定権のある責任者に代わってもらうことができれば、ネットの最安値を下回る宿泊料金を引き出せる可能性があります」
しかし、夏休みの時期はただでさえ予約自体が取りにくく撃沈。なにか状況を覆す一手はないものか。匿名で協力してくれた旅行情報誌の現役ライターは、次のように“裏ワザ”を明かす。
「乱用厳禁ですが『私、ブログやSNSで旅の投稿をしてまして……』などと告げて、“旅行ブロガー感”を出すと反応が変わりますよ。実際のフォロワー数にかかわらず、言葉の響きだけで宣伝効果を期待してくれているのでしょう」
さらに「予算が○○円しかない」と具体的に伝えれば値引きに応じてくれる可能性が高まるのだとか。そこで外国人観光客もつめかける銀座・日本橋エリアで人気上位のホテルに狙いを定めて再挑戦。旅行ブロガー感を出しながら交渉した結果、2軒目にして一泊2万5000円の宿泊代が1万8000円に、つまり28%オフの値切りに成功した。“インフルエンサー”は値切りへの影響力も絶大ということか。
<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
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