更新日:2024年11月30日 10:24
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満員電車で女子高生に「リュックが体に当たっていますよ」と注意したら逆ギレされた会社員男性。“救世主”の言葉に救われた

電車は通勤や通学などで利用する人が多いので、時間帯によって混み合うことも少なくありません。会社員の池田勇さん(仮名・43歳)も、ラッシュ時の車内で不愉快な思いをした経験があると語ります。

電車内で女子高生を注意したら…

通勤電車の駅のホーム

※写真はイメージです。以下同

「あの日、電車内でリュックサックを前抱きにしている女子高生を注意しただけなのに、本人の怒りを買ってしまって……。 一方的に言いがかりをつけられてしまったのです。今思い返すと、彼女の間違いを黙って見過ごせなかった僕も少し大人げなかったのかもしれません」 ふだんは通勤ラッシュの時間帯を避けて電車に乗っていた池田さんだが、その日は珍しく寝坊してしまったという。 「いつも早めに家を出て空いている電車で通勤をしていますが、ラッシュ時の電車に乗り込むことになって。次の瞬間、混雑する電車内で背中に何か当たった感触がしたのです。 振り返ると、女子高生が前に抱えていたリュックサックがぶつかっていたのですが、本人はまったく気づいていない様子。少し我慢していたら、今度はスマホを見る彼女の肘がこちらに当たるようになりました」 混み合う電車内で荷物が体に当たるのは仕方ないと思った勇さん。しかし、そもそも車内でリュックサックはどう持つのが正解なのかと考え始めたと言います。

リュックサックを前抱きにする女子高生に疑問を抱いて

「本来リュックサックは背負うものだけど、電車内で通路をふさいでしまったり、他人にぶつかったりしても気づきにくい面があると感じました。すると、そのタイミングで『リュックサックなど大きなかばんをお持ちのお客さまは手に提げてお持ちになるか、座席上の荷物置きをご利用ください』とアナウンスが流れたのです」 池田さんとしては、これで混雑する車内ではリュックサックは前に抱こうが、後ろに背負おうが、マナー違反だとはっきりしたのだとか。 「これを受けて、相手にしっかり指摘した方がいいと思いました。そこで『さっきからあなたの荷物や肘が当たっているんですけど』『それにリュックサックは手に提げるか、荷物置きを利用してくださいとアナウンスがありましたよ』と女子高生に声をかけたのですが……。彼女はじっとこちらを見つめたままリアクションを一切起こさないのです。 不思議に思って『人の話聞いていますか?』と問いかけると、ワイヤレスイヤホンを外してみせて。どうやら音量が大きくて何も聞こえていなかったようなので、再度女子高生を注意しました」 イヤホンの影響で話し声が耳に届かないなんて、何かあった時のために音量を下げてある程度聞こえるようにしておくべきではないかと思ったそう。
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相手はぐだぐだといいワケするばかり
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ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。
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