雑学

ライダース、ジャージパンツ、ウォレットチェーンがリバイバル…30代以上の意外なファッショントレンド

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第138回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回は「10年ぶりにリバイバルしている流行」を3つ紹介します。私たち30代以上の中年男子は仕事に家庭に忙しく、とかくファッションに疎くなりがち。しかし、ファッションにはリバイバルがあります。最近洋服をまったく買っていなかったとしても、もしかするとタンスの中に眠っている「10年前に買ったあのアイテム」こそが今実は「最先端のおしゃれ」になっているかもしれませんよ。中年男子必見の「トレンド情報」。タンスの中を漁るヒントにしてみてください。

タンスの中の「バンソン」を今こそ引っ張りだそう!

mb13801 まずはレザーライダース。ここ数年すっかり影を潜めていたアイテムですが昨年頃から徐々に復活を見せており、「バンソン」「ルイス」「ショット」などの私たち30代中年世代が学生の頃に憧れていたあのブランドがまた再び評価されています。

 シンプルに着こなすトレンド「ノームコア」が徐々に価値を失い、シンプルからの反作用として「装飾性のある服を好む」トレンドが近年生まれつつあります。その象徴とも言えるのがレザーライダース、とくにダブル仕様のものが人気です。金具やZIPも多く、パターンも複雑で、素材にもツヤと表情のあるダブルライダース。「シンプル」とはかけ離れたデザイン性が今のトレンドにマッチしています。今こそタンスに眠ったバンソンを引っ張り出してくる時期です!

 ただしコーディネートは10年前のようにエンジニアブーツとブーツカットのクラッシュデニムを合わせるのは危険。上述の通りトレンドはシンプルなノームコアから緩やかな移行をしているため、ライダースは細身のデニムや品の良いスラックスなどシンプルな組み合わせの中で活かすのが正解です。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1375811

mb13802 レザーライダースのデザイン自体はそうそう変化ありませんから10年前のものでも問題なく使えます。今年はユニクロも「ネオレザーダブルライダースジャケット 5990円(+税)」を出しているくらい。是非探して再び使ってみてください。

90年代のジャージパンツ再び!!

mb13804mb13805 90年代にはジャージパンツを日常着に使う着こなしが席巻しました。スケーターやヒップホップ文化からの流れですが、当時は窪塚くんなどのモデルがこういった着こなしを実践し学生だった私たち30代男子も皆真似して「プージャ(プーマのジャージ)」や「アディダスジャージ」を着用したものです。

 当時使っていたジャージは今頃パジャマかトレーニングウェアに様変わりしているとは思いますが、今なら日常着に使ってもいいのです。

 このトレンドもライダースと同じく「装飾性」にあたるもの。シンプルな無地のアイテムを徐々に嫌うようになってきた今のトレンドではパンツも「ラインパンツ」が流行に。シンプルな細みのパンツだけど「サイドラインが入っていて、少しアクセントがある」くらいが好まれます。そして「サイドラインがあるパンツ=ジャージ」と徐々にジャージに注目が集まるようにもなりました。

 今表参道や南青山あたりを歩くとジャージパンツを日常着として使ったオシャレマスターを頻繁に見かけます。もちろんやんちゃな若い子の着こなしとしてではなく、30代40代がこなれた印象で使うことも少なくありません。

mb13803 着こなしは90年代のスケーターボーイをトレースしてTシャツにエアマックス95で合わせるのではなく、30代以上は年相応に上品に着こなしましょう。ジャージはカジュアルでラフなイメージ、画像のようにシャツや革のスリッポンなどで品よく合わせましょう。オススメはこちら「オリジナルス トラックトップパンツ 8640円(税込)」です。

次のページ 
ウォレットチェーンのリバイバル!!

1
2
最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!




おすすめ記事