キャッシュフローがプラスなら、あとは入居してもらうだけ。 「そこで私は、生活保護受給者に目を向けました。家賃は相場よりも低くなりましたが、毎月の家賃は区役所から直接振り込まれるため取りっぱぐれる心配はないですし、今住んでいるのが50代男性で、これからも長く住んでくれそうなので入居してもらいました」 　不動産投資の最大のリスクは「空室リスク」だが、その心配が一つ減った。 「私が初めて買った2年前はすでに不動産価格が上がっていて、割安な物件はほとんど見つかりませんでした。しかし、そんな時代に失敗せずに続けることができれば、今後、どんな市況のときでも失敗しにくいはず。だから、あえて一番難しい時期にチャレンジしました。まだまだ駆け出しですが、好立地の物件を割安に買えれば、失敗するリスクは抑えられると思っています」 ＜取材・文／週刊SPA！編集部＞