お金

怪しい仮想通貨「134億コイン」をゲット。日本円に換金した時の“衝撃の金額”

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 仮想通貨 仮想通貨 仮想通貨 仮想通貨

百七十六話 盆億

 2024年もいよいよ終わりを迎えようとしています。今年は皆さんにとって、どんな一年だったでしょうか?  俺にとって2024年は、仮想通貨という世界の「波」に乗った一年だったと感じています。今年の仮想通貨市場は、まさに活況を呈しました。特にビットコインは史上最高値を更新し、その存在感を再び強烈にアピール。アルトコインについてはまだこれからという印象もありますが、2025年に向けた期待感は高まる一方です。  ちなみに、盆栽コインは1コインあたり0.00002円。134億コインで268,000円相当になります。ここからどこまで“ホンモノの億り人”に近づけるかも、来年期待したいところです。

この一年でNFTゲームがさらに進化!

 今年は仮想通貨の世界に新たな楽しみを提供するNFTゲームも注目されました。その中でも俺が個人的に衝撃を受けたのが「SNPIT」です。最初は「遊びの延長線で、ちょっとした小遣い稼ぎができる程度だろう」と高を括っていました。しかし、いざ始めてみるとその期待を大きく裏切る結果に! ゲームなのに「まとまった収益」を得られるというのは、今までの常識を覆すものでした。  SNPITのおかげで、ゲームをする楽しさと収益を得る喜びが両立する未来を垣間見ることができたと思います。この分野は今後さらに進化していくことでしょう。来年にはどんな「楽しく儲かる」ゲームが登場するのか、今から楽しみです!!

今後バブルはどうなる?

 さて、今年の年末から始まったと言われる仮想通貨バブル。これが2025年にはさらに膨らみ、そしていつか弾ける運命にあると考えています。このサイクルは過去の経験からも避けられない現象ですが、その「膨らみ」をどう活用するかが投資家にとっての鍵です。  ただ、心理的なハードルは非常に高いものです。相場が上がり続けるときは「もっと上がるだろう」と期待し、売り時を逃してしまう。そして、バブルが弾けた後で「あのとき売っておけば」と後悔する。このパターンは誰しもが経験するものではないでしょうか? 私自身、過去のバブルで痛い目を見た経験があるので、その光景がありありと目に浮かびます。  しかし、「良いときに売り、悪いときに買う」という基本のセオリーを実践するのは、かなり難しいものです。それでも、仮想通貨歴4年目の俺には、少しずつ経験値という武器が増えました。この経験を活かさず、ただ波に飲み込まれるだけでは意味がありません。2025年は、これをどう活用して適度に収益を上げられるかが自分にとっての課題です。

稼ぐこと以上に大切なこと

 2024年は仮想通貨という世界を通じて、多くの学びと挑戦を得た一年でした。そして、来年もこの波に乗りつつ、適切なタイミングで判断を下せる投資家になりたいと思っています。最終的には「稼ぐこと」以上に、楽しみながら未来を創る一員でありたいです!  それでは、皆さんも良いお年をお迎えください。そして、2025年が皆さんにとって実り多き一年となりますように! 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

おすすめ記事