40代は見た目で判断される!? デブ・ハゲ・加齢臭を放置してたら“伸び悩む男”に…
人生の折り返し地点である40代。サラリーマンの7割が万年ヒラ社員で終わると言われている昨今、会社員として伸び悩む者が大半のなか、40代で人生を好転させる者もいる。同じ40代ながら、両者を分け隔てるものとはいったい何なのか。
「ある研究データによると、人が相手の印象を判断する要素は、話の内容が7%、声のトーンや匂いが38%、そして視覚的情報が最も高く55%なんだそうです。つまり、人は言動以上に“見た目”によって判断されてしまうということ。ここにも、伸びる40代と伸び悩む40代に差が出るんです」
そう語るのは政治家や企業幹部などの顧客を持つイメージコーディネーターの乳原(うはら)佳代氏。具体的にどう差が表れるのだろうか?
「40代は“デブ”“ハゲ”“加齢臭”といった問題が顕在化しやすい年代。当然ながらそれらを放置しているようでは、いかに仕事がデキても自己管理のできない『枯れたオヤジ』という印象を持たれかねません。
経験上、40代から飛躍することができる男性はそのことを理解していて、見た目にも気を使っている方が多い。『男は中身だ』『仕事ができれば格好なんてどうでもいいだろう』と考えている男性ほど、残念ながら努力が結果に結びついていないように思います」
手厳しい発言ながら、決してダイエットや育毛を強要しているわけではない。大切なのは、“若さ”という武器を失った40代に合った「見せ方」を学ぶことなのだ。
「ファッションを気にしだした40代にありがちなのが、若者向けのブランドにしがみつくこと。それでは若者との差が浮き彫りになって、身体的な劣化を悪目立ちさせてしまうだけです。たとえ太っていても、ジャストサイズのスーツを仕立てる、着やせ効果のあるストライプ柄のシャツを着るなど、ちょっとした工夫で見た目はうんと良くなります。
そのうえで、話す相手によって敬語を使い分けるように、TPOに応じたネクタイのチョイスができるようになるとベストですね。薄毛に関しても、隠そうと躍起になっている男性より潔く坊主や短髪にしているほうが好印象です。
一番ダメなのは『どうせもうオッサンだし……』と見た目を諦めてしまう40代。ちょっとしたポイント次第で変われる見た目でチャンスを逃してしまうのは、もったいないですよ!」
大器晩成になりたいなら、がむしゃらに働くだけではダメなのだ。
【乳原佳代氏】
イメージコーディネーター。英国留学、フリーアナウンサーを経て現職に。政治家、大手企業幹部のメディアトレーニング、服装戦略提案を手掛ける
イラスト/西アズナブル
― 40代から[人生が好転する男]の特徴 ―
見た目でチャンスを逃す40代も!?
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