恋愛・結婚

半熟キャバクラ嬢の苦悩とは?「熟女=男に飢えてるわけじゃない」

 また、なかにはこんな半熟キャバ嬢も。 「基本的な営業方法を分かっていないので、枕(客と寝る事)をするホステスもいます。でも、枕をしたところで店に呼ぶスキルがないので、最終的にセフレ状態になっているコがほとんどです。客は、1回でも枕をすると『他のホステスもヤレる』と思ってしまうんですよね。噂が回って、『この店のホステスはヤラせてくれるんでしょ?』という客もいるし、『熟女=男に飢えている』というイメージもあるらしく……本当に迷惑ですよ」  そんなユミさんが今1番、頭を抱えている事がある。それは従業員とホステスの風紀(店内恋愛)という。 「半熟キャバ嬢の中には離婚歴のあるコもいるので、寂しいのかすぐに男子従業員と付き合ちゃうんです。男子従業員も水商売経験がナイ人が多いので何も考えずに付き合っちゃうんですよね。でも、プロ意識が低いので、周りにすぐバレるんですよね。例えば、私のお客さんで店長と仲良い人がいるんですが、店長と私がその人の席に付いてるだけで、店長にヤキモチのLINEを送ってきたり……。こっちは仕事なんだから、嫉妬しないでくれと思いますよ」 『半熟キャバクラ』の需要が増えたとはいえ、その供給は追いついていないようだ。〈取材・文/カワノアユミ〉
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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