中国では絶滅危惧種もペットに!?
飼育が容易ではないうえに飼い主の顔すら意識しない――。そんな爬虫類など珍獣を大切に飼う女子は、まさに無償の愛の持ち主。そんな彼女たちはきっと美しい! そんな暴論を引っさげ、珍獣女子のライフスタイルを追った
◆違法入手の絶滅危惧種を預かることになり、カメと中国で生きる決意!?
中国在住の林田薫さんが、リクガメを飼い始めたのは「偶然」だった。
隣の中国人ビジネスマンから、「仕事が忙しくて世話ができないので、飼っているカメを預かってほしい」と頼まれたのだ。「少しの間なら」と引き受けたところ、やってきたのがホウシャリクガメ。ワシントン条約で国際商取引を厳しく制限された絶滅危惧種だ。
「中国では珍しい動物が闇で輸入され売られているんです。ホウシャも日本で許可書付きのものは数百万円するのでしょうが、隣人は7万円で買ったそうです」
その後、「一時預かり」のはずが、すでに1年以上がたつ。
「彼はカメに飽きたようで、『日本に連れて帰って』と言うのですが……。非合法で持ち込まれた動物の出国手続きはほぼ不可能。連れて帰るには密輸しかなく、そんなことをしたら逮捕されてしまう」
こうして、日本に帰るに帰れなくなってしまった林田さん。
「もともとはカメ好きでもなんでもなかった」と言うが、今ではカメの日光浴に最適な晴天の日に外出の用事があると後ろ髪を引かれる思いにかられたりと、立派な珍獣女子に。最近ではすっかり定番料理となったカメのエサの残り野菜(主に芯)で作った焼き飯を食べながら、中国で結婚相手を探そうかと真剣に考えたりもしている。
― 新説[珍獣好き女子]は美人が多い!【7】 ―
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