答えが3つともイエスの人は、『どうぶつの森』向きの性格。スマホ版に限らず『どうぶつの森』は誰かと戦うこともなく、自分のペースで可愛いどうぶつたちと好きなインテリアに囲まれて過ごすことができます。 　逆に、すべてノーの人は『どうぶつの森』のゆったりしたゲーム性では物足りないかも。今回のキャンピングカーのカスタマイズにしても、今のところデザイン面と内部スペース拡張の話で、移動場所が増えるとか、車でしか持てないアイテムが採れるとか、そういったゲーム的な実利はありません。SSRの家具がガチャから出て、集めると最強のキャンプ場が完成する！……といったこともないです。 　性格以外で言うともうひとつ、スマホ版『どうぶつの森』がこれまでのシリーズ作や他のスマホゲームと少し違うところは、主に3時間周期というタイムスケールで設計されている点。どうぶつが入れ替わるのも3時間、採ったフルーツが再び実るのも3時間後です。夕食前に少し遊んで、食べて一休みしたらまたプレイ、そしてお風呂の後にもう一度遊ぶ……。そんな少しのんびりしたプレイサイクルの人にはピッタリ。一気に2～3時間集中してプレイしたいと思うと、すぐにやることがなくなって手持ち無沙汰になってしまいます。 　普段ほとんどゲームはしないけど、このシリーズだけは欠かさず遊ぶというファンも多い『どうぶつの森』。「ゲームはちょっと……」と思っている人こそ、ダウンロード無料で手軽なスマホ版を始めてみては？ 【卯月鮎】 ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン～なつかしゲーム子ども実験室～』（マイクロマガジン社）がある。ディファレンス エンジン （c）2017 Nintendoゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン～なつかしゲーム子ども実験室～』（マイクロマガジン社）はゲーム実況の先駆けという声も