5年連続ボーナスカット…手取り月32万円の中流家庭を襲う現実
―[家族の貧困が止まらない]―
大きなトラブルに見舞われたわけでも、目立った贅沢をしているわけでもないのに、真綿で首を絞められるように困窮する。理不尽な謎に迫ってみた。
子供の習い事は打ち切りも視野に……
家族の貧困にはさまざまな理由がある。山崎美穂さん(仮名・41歳)の場合、夫の5年にわたるボーナスカットがジャブのように効いている。当時すでに40歳を過ぎていたので、転職することもままならなかったという。
「銀行の住宅ローン担当者に『お給料というのは上がり続けるものですから』と調子よくそそのかされ、家を購入してしまったんです。結果、目論見が外れて貯金を切り崩す羽目になった。今の収入は旦那が月に25万円、私が保険のパートで月に7万円。2人で手取り32万円といったところですが、生活は常にカツカツの状態です」
住宅ローン以外の支出はどうなっているのか? その内訳を聞くと、食費・光熱費・通信費などは極限まで切り詰めていることが判明した。
その中で山崎さんが「意外にバカにならない」とするのが、今年、中1になる息子のサッカースクール代だ。
「月謝1万円のほか、試合があるたびに遠征代がかかるし、年に数回ある合宿ではそのたびに3万円ほど飛ぶ。スパイクやボールとかの道具だって消耗品ですしね。しかも年齢が上がるほど、かかる費用も高くなっていくんです。子供の夢を奪うような真似はしたくないけど、このままだと大好きなサッカーをやめてもらうことも視野に入れないと……」
※写真はイメージです
― 家族の貧困が止まらない ―
―[家族の貧困が止まらない]―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
「自分は弱者だ」と感じる“普通の男性”が増加…これ以上自己評価を下げないための“考え方”とは
高市政権82%支持の裏側に「マイルド右翼化する男たち」の影。年収500万円でも“弱者感”を抱えるワケ
「モテる男性は上位3割だけ」恋愛市場で“数値化される男たち”の嘆き。毎日2時間の努力も「半分は返事すら来ない」
年収260万円、バツイチ42歳トラック運転手が見つけた「幸せ」。子供とは会えない日々が続くが…
突然の雇い止めで収入ゼロ、貯金も家もすべて消えた。コロナで無一文の衝撃




