スポーツ新聞の三行広告「趣味の会」って何? 最新パーティー事情を常連男性に聞いてみた
参加費を払った後は、1人ずつシャワーを浴びさせられるという。用意されたTシャツとトランクスに着替えたのち、パーティーが始まった。
「最初、参加者はどうしたらいいのか分からず気まずい雰囲気でした。主催者が声をかけて男女で振り分けてくれましたが、最初にプレイする人は緊張すると思いますよ。僕は男性参加者の中では最年少だったようで、プレイが始まった瞬間、全員に注目されて焦りました。乱交パーティー界の隠語で、一人目で勃たないことを『地獄の一丁目』と言うそうです。僕も危ういところでしたが、なんとか無心になって、一丁目に行かずに済みました(笑)」
また、パーティーには様々なサービスも用意されている。
「プレイは基本1対1ですが、1人が終わると女性1人を男性2人で攻めることもあります。そういう時のために、ローターやバイブなどオモチャも用意されていました。また、寿司や焼きそばなどのオードブルや、お酒もありましたね。途中、休憩を入れて食事しながら皆で会話をするんですが、男性同士だと『仕事、何してるんですか?』など、普通の会話をしていたのがシュールでしたね」
その日、谷脇さんが交えた女性は3人。中には全員と交えたという強者も……。
「男性参加者の中には薬を飲んでいる人もいたので元気でしたね……。たくさん交えるコツは体力もあると思いますが、人から見られることに緊張しないことでしょうか。何人と交えても、料金は2万5千円ポッキリ。普通の風俗で遊ぶよりもお得だとリピーターも多いそうです!」
懐かしくも趣深い三行広告の世界。同じパーティーでもタワマンが陽ならこちらは陰といったところか。興味を持つ持たないはアナタ次第……。東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ