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ラッパーUZIの大麻所持、600グラムは起訴か?実刑か?

 即興ラップバトルで人気のHIPHOP番組「フリースタイルダンジョン」で、MCを務めるラッパーのUZIこと許斐氏大(このみ・うじひろ)容疑者が、1月15日、乾燥大麻約600グラムを自宅に隠し持っていたとして、関東信越厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された。通常、大麻の一回当たりの使用量は0.5グラムとされているが、600グラムの所持では、どれほどの量刑に問われてしまうのだろうか?

ミュージシャン・UZI

公式サイトより

 渋谷青山刑事法律事務所の岡本裕明弁護士は、「許斐容疑者の起訴はまぬがれないだろう」と語る。

「大麻の所持では、一回分以下(0.5グラム以下)の所持で起訴か起訴猶予を争うことになるのですが、今回は約600グラム。起訴は当然でしょうね。問題になるのは、所持していた大麻が営利目的か否か。ここが争点になると思います」

 岡本弁護士によれば、今回の600グラムの所持は懲役3年未満程度の実刑判決が争われるのでないかという。

「大麻を大きい袋などに入れて雑に保管していたら、『自分で使うために持っていた』という説明でも通るかもしれません。しかし、もし小分けにしてパケ(チャック付きのビニール袋)で大量に保存していたとしたら、営利目的での所持を疑われることもあるでしょう。それが認められてしまうと、懲役3年前後の実刑判決に加えて、罰金刑を課される可能性もあります」

 営利目的で所持していた場合は、実刑判決に加え、その販売で稼いだ利益も徴収される。600グラムということは1200回分相当で、末端価格は約240万ほど。確かに1人で使うには多い気も……。

「UZIさんは面倒見のいい先輩」


 またMCを務める「フリースタイルダンジョン」では、「うぇいよー」というフレーズで人気だったUZI。彼へのエールなのか、著名なラッパーがTwitterで「うぇいよー。」とだけ投稿しているもの散見。ある後輩ラッパーは、UZIについてこんな風に語る。

「よく飯もおごってくれたし、面倒見のいい先輩でしたね。でも、普通の状態でアイコスを2本吸いしてたから、常に体に毒を入れとかなきゃいけない体だったのかなあ……」

 ほかにも有名なラッパーの1人はTwitterで、「ラッパーも社会性を身につけるべき局面にきている」と、身内に対して危機意識を喚起する発言も。HIPHOPシーンにやっと勢いがついてきたさなかに起きた今回の逮捕。今ここが、シーンにとっての分岐点なのかもしれない。<取材・文/日刊SPA!編集部>




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