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仮想通貨の決済導入店、店側にはメリットなし? 世界初のICO開業店に聞いてみると…

昨年から、ビットコインを中心とした仮想通貨ブームがかつてない熱を帯びている。ブロックチェーン技術向上にも期待が持たれる中、「通貨」としての使い勝手はどうなのか。ICOで店舗開業をした飲食店の話を聞いた。

ベルギービール&チーズ「サンタルヌー」

ベルギービール&チーズ「サンタルヌー」

送金技術の発展でICOによる開業出店も可能に?


 昨年11月に開店した東京・赤坂のバー「サンタルヌー」はICOで実現した世界初の飲食店。支払い可能通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、ネム、バイトボールの6種類だ。

 店主の佐藤庸介氏は「もとは名古屋初のベルギービールバーとして9年営業していました。そのうち仮想通貨好きの客が集まる店として話題になり、東京でやってみてはどうかと言われICOをしたらすぐに集まったんです」と話す。

 まさに時流に乗った形だが、利便性の点から仮想通貨で決済をする客はまだ少ない。佐藤氏も仮想通貨決済導入のメリットは、店の特徴として打ち出せる以外に現時点で特に感じていないという。

「メリットがあるとすれば、値上がり。ただ、値上がり分にも課税されるので税金の計算がとても面倒です。店がこれを運用に回すのも、法律で禁じられていますし。ライトニングネットワーク(低コストで少額を迅速に送金できる技術)の実装までは待ちですね」

 送金技術問題が解決されるにつれ、ICOで開業する飲食店も増えていくのかもしれない。

取材・文/カシハラ@姉御 和場まさみ 辰井裕紀 安英玉(本誌)
― ビットコインで1週間暮らしてみた ―

【ベルギービール&チーズ「サンタルヌー」】
住:東京都港区赤坂2−13−8 赤坂ロイヤルプラザ2F
電:03-6435-5572
休:日曜定休
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