嫁と義母にイジメられ、家庭内孤立した夫…不幸過ぎる結婚生活
結婚して家庭を築いた人たちは、独身という自由を捨てた代償に幸せを手に入れたのだろうか? 30~45歳のサラリーマン300人を対象にSPA!編集部でアンケートを実施すると、6割以上の男性が「離婚したいと思ったことがある」という結果に。結婚当初は幸せの絶頂だったのに、なぜ夫婦は忌み嫌い合ってしまうのか。「結婚がつらい」男の事例を元に、「自分の結婚に間違いはなかったのか?」を見極めていく。
…大林和也さん(仮名・45歳)・年収500万円(妻350万円)子供1人
嫁姑ならぬ、婿姑問題に頭を悩ませている大林さん。
「夫婦共働きで妻がネイルサロンに勤めているため、お義母さんが生まれたばかりの娘の世話をしてくれたんです。最初はありがたかったのですが、娘が幼稚園に通うようになってからも、毎日のように家に来て遅くまで帰らない。もちろん孫がかわいいのもあるでしょうが、定年退職したお義父さんと2人きりでいるのが嫌で家に帰りたくないのが本音のようです」
もともと母と娘は仲が良く、2人が大林さんの悪口を言っているのは空気で察していた。会社の同僚と飲んで帰ると「妻を働かせて酔っ払って帰るなんて、結構なご身分ですね」と一緒になって嫌みを言ったり、大林さんの洗濯物だけ洗わなかったりと、そこはかとなく姑の悪意が伝わってきた。それは次第にエスカレートしていく。
「食べ方が汚い、ゴロゴロしてテレビを観るなとか、どんどん口うるさくなっていったんです。反論しようにも『孫の教育に良くない』と言われたら、ぐうの音も出ない。娘も2人の影響を受けたのか私を避けるようになって、一緒にお風呂も入ってくれなくなりました」
家に居場所がないので、忙しくもないのに残業や休日出勤をすることが増えた。たまに早く帰宅すると「どうして今日は早く帰ってきたの?」と娘に言われる始末。娘が成長すると、ますます女同士で結託するのは目に見えており、気分は滅入るばかりだ。
― 不幸な結婚 幸福な離婚 どっちが得か? ―
孫の世話と称して家に居座る義母からのイジメに悩む日々……
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