40代の転職で年収520万円⇒240万円に…敗因はどこにあった?
だが勤務から1年半が経過しても正社員になれる気配はなし。現在の薄給では家のローンの返済にカツカツで、子供の教育費の積み立てもままならない。通勤が片道2時間という状況にも嫌気が差し、再度の転職を検討中だ。
「実は前職の退職が決まった際、声をかけてくれた会社があって。元同僚があまりの忙しさに倒れたような会社で、そのときは辞退したのですが、給料は悪くない。家のローンを考えると、激務でもそちらに移りたいです」
<転職のプロが斬る敗因>
●再就職プランを当てにすべからず
「会社の用意する再就職プランはあくまでポーズ。過度に期待し、受け身になるのは厳禁です。この方の場合は、転職活動時に声をかけてくれた会社に頭を下げてでも入社を目指すべきでしょう」(人材コンサルタントの小林毅氏)
「定時退社できるのなら、副業で年収を上げることを目指しては? クラウドソーシングサービスなどを活用するといいでしょう」(キャリアコンサルタントの高野秀敏氏)
撮影/尾藤能暢 モデル/小作圭輔(古賀プロダクション)
― [転職貧乏]にハマる人の共通点 ― 1
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