恋愛・結婚

水商売の世界に“恋も仕事も”求めた女性…気づけば36歳バツイチに

 水商売の女性の恋愛感は少々特殊だ。今回、水商売しかしてこなかった女性の“恋愛のその後”について迫ってみた。

ナオミさん

 ネオンが光る繁華街の裏通り、ラブホテルや風俗店の事務所が並ぶその一角に暮らしているナオミさん(仮名・36歳)。彼女は以前、近くのキャバクラに勤務していたという。ナオミさんが夜の世界に飛び込んだのは20歳の頃だったという。

「短大卒で就職難だった私がやっと内定をもらえたのは、月収18万円の営業職でした。朝から晩まで電話と顧客対応に追われて身体を壊してしまい、わずか半年で退職しました。その時、生活のために始めたのがクラブのアルバイトです」

 初めは転職活動中だけのつもりだったという。だが、20歳のナオミさんにとってクラブに来る客層は魅力的に見えた。

「若くても10歳以上年上で、リッチな客層に惹かれました。その時、口説いてきたのが前の夫です。34歳、独身、上場企業の商社勤め。こんな優良物件、なかなかいないと思いましたね。転職して以前のような生活に戻るくらいだったら永久就職してしまおうかなと思い、交際を始めました。そこからわずか半年で結婚しましたね」

 34歳で結婚に焦っていた男性とのスピード婚。幸せな結婚生活が始まると思っていたという。

「私に原因があって、子供がなかなかできなかったんです。夫が結婚を焦っていたのは子供が欲しかったからで、私に不妊の可能性があると知った途端、態度が急変しました。『何のために若い女と結婚したと思ってるんだ』『子供も産めないお前はただの居候だ』と毎日のように暴言を吐かれて、結婚生活は5年で終わりました」

 モラハラという言葉もない時代、たいした慰謝料ももらえず26歳でバツイチになったナオミさんは、再び水商売の世界に戻った。

「短大卒、職歴半年の私を雇ってくれる企業などどこにもなく、結局夜の世界に戻ることになりました。とはいえ26歳で、客もいないのにクラブは難しい。結局、時給2500円のキャバクラに入ったのですが、客もキャストも若かったですね。店のノリに付いていけず、大して売れないまま辞めちゃいました。その後入ったのは当時流行っていた『姉キャバ』、20代後半~30代のキャストが在籍する今でいう半熟キャバクラです。そこで出会った黒服(男性従業員)に告白されて付き合うことになったんですが、典型的なDV男で……最後は彼がストーカーみたいな感じになって、逃げるように退店しました」

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現在、別の彼氏と同棲中だが…

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