人気の腕時計「ダニエル・ウェリントン」って本当にいいの?マーケティングは鮮やかだったが…
コンビニフードやファストファッションなど、さまざまなジャンルで圧倒的な人気を誇る商品がある。それらは、「売れているから」という理由で手に取りがちだが、果たして本当にすばらしい商品なのか? 専門家がその実力をジャッジ!
<腕時計>
[ひとり勝ち] ダニエル・ウェリントン(2万2000円~)
[対抗] FHB Classic(3万3000円~)
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高級時計に似たクラシカルなシンプルデザインを格安価格で買えることと、有名人が着用した写真をアップしたことでSNSをきっかけに大人気となったダニエル・ウェリントンだが、実力はいかほどか。メンズファッションバイヤー&ブロガーのMB氏に聞いてみた。
「誰もが思いつきそうなアプローチですが、インフルエンサーに山ほど配り名声を獲得した。手法は鮮やかでしたが、そろそろダニエル・ウェリントン=ステマという印象が定着しつつあるし、そもそもの商品としての価値はもはや後発に抜かれてしまっている感があります」
オススメの後発は?
「FHBはダニエル・ウェリントンと違い、もともと機械式の高級時計用に作られたデザインを、クォーツ式で再設計したのがウリ。元は大昔にデザインされた高級時計のものなので、ダニエル・ウェリントンよりも独創性が高くデザインの完成度は高いです」
●判定
マーケティングは鮮やかだったが商品力では後発に抜かれている
※価格はすべて税込み。希望小売価格のないものは実勢価格で表記しています。商品は次期により、販売終了する場合があります。
―[ひとり勝ち商品]の実力を検証してみた ―
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