R-30

モンスター新入社員にア然!「がんばれ」と言ったら「パワハラだ」と…



 お次は、何かと話題の「若者と飲み会」ネタだが、だんだんと笑えない内容に……。

「新人歓迎会の飲み会の席に友達を連れてきた新人がいました。酔っぱらって『どうせ上司が払ってくれる』などとほざき、我々は驚くとともにとても不愉快でした。さらに『本当は××(ライバル会社)に行きたかった』だの『この会社はレベルが低い』などとのたまい、上司が咎めても知らん顔。翌朝からは部署の雰囲気が最悪に……。新人の本音を聞いてからというもの、みな腫物を触るようになってしまい、仕事にも支障が出ています」(東京都内の通信系企業営業マン)

 たった一人の新人が、会社の命運を左右することだってある。

「新人歓迎会の飲み会に、親会社の取締役が顔を出したのですが、新人の女性社員が色目を使って大変でした。聞けばその新入り、親会社の選考には落ちていたようで……。翌日の飲み会でも所属部長の横にピタリとくっつきキャバクラ状態。さらに悪いことに、ツーショット写真を新人がFacebookに名前タグ付きで上げて、部長の奥さんにバレた。彼女は確実に問題を起こすと、即日人事部に報告がいきました」(千葉県の小売店社員)

 ……とまあ「最近の若者」のこうした姿を見て「ゆとりだ」なんだと酒の肴にするのもいいが、一方でとんでもなく優秀な新人に驚く人々もいる。

「挨拶もぎこちなくゆとり世代だろうとなめていたら、驚くほど仕事ができる。我々が書類を何枚も作ってやっていた業務を、パソコンを使って半日でまとめるなんていうのは当たり前。コミュニケーション能力に多少難があっても、それを補って余りあるスキルがある新人が多い印象です」(某県庁に勤める公務員)

 「ゆとりだ」「最近の若者は」「モンスター新入社員だ」と斜に構えているのは簡単だ。だが、我々が心を開き、真剣に彼らと向き合うべきことを忘れてはいないか? 若者、新人の驚くべき能力、かわいらしい人柄が発見できることも少なくないはずだ。<取材・文/森原ドンタコス>

― モンスター新入社員録 ―

1
2





おすすめ記事