更新日:2018年04月13日 23:14
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大谷翔平の目標達成シートは、凡人にも効果があるのか試してみた

 聞いてるうちに記者も実践したくなってきた……が、齢40を超えた今、これといって挑戦したいジャンルが見つからない。すると件のK沢さんが「実は目標達成以外にもマンダラートの利用法はある」という。 「企画を考えるのに役立ててます。中央にコアとなるテーマを入れて、同じ要領でマス目を埋めていく。アイデアを発掘するというより、自分の思考を整理するって感覚ですかね」  ちょうど投資本の企画を募集していたこともあり、試してみることに。中央には「マネー」。「検索したりしないで、あくまで自分の頭や知識を振り絞るように単語をひりだす」というので、ひたすらマスを埋めていく。2時間ほどかかってマンダラートは完成した。 マンダラート 数分眺めてみるが、何も変化はない。これは徒労に終わるかもしれない……と不安に駆られた頃、何かが……ハジけた! どこがどう脳に作用したかは分からないが、おぼろげに中国、FX、人民元、世界制覇といった感じに単語が紡ぎ出されていく。同様の感覚で、記事の見出しイメージが4つ、5つと立て続けに浮かんできたのだ。 「これが……古代インドのチャクラのパワーか(違うか?)」  改めて「マンダラート」の使用法を調べてみても、こういった使い方の解説はない。が、目標に漠然と「ネット新ビジネス」などと入れて、掘り下げて「新規ビジネスのアイデアを見つけた」といった事例は見つかった。筆者は「ハジけた!」という表現をしたが、何かこの自分で作成した単語群が、妙な脳力を発掘するキッカケになっているような気もする。ぜひ、読者の皆さんも自分なりのやり方を見つけてほしい。それで、何らかの成果が見えたら、教えてください。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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