恋愛・結婚

電話嫌いな女性と、LINE未経験の男性…それでも恋愛成就できた理由

 その後、仁美さんは男性とお食事へ行き、コミュニケーションに関する認識の違いに少し悩んだようです。  仁美さんより少し年上の男性は「電話もできない間柄で結婚はできるのか?」という考えをお持ち。一方、仁美さんは、電話よりもメールやLINEの方が、相手の時間を拘束せず効率的に交流を深められるという考え方。  私は価値観の違いを理由にお2人は縁がなかったとお別れしてしまうのではないかと少し不安でしたが、いい意味で裏切ってくれました。

男性からLINEの使い方を女性に聞き…

 なんと男性のほうから仁美さんにLINEの使い方を聞き、仁美さんはセッティングから使い方からすべてを教えたようです。  男性の「できない」や「わからない」は、少し頼りなく感じるかもしれません。しかし、素直に弱い部分を見せてくれた所に仁美さんはむしろ惹かれ、当初は本命ではないと私に言っていたのですが、気がつくと彼のことばかり気になるようになったようです。  素直にできないことを「できない」と言える勇気や、彼女のために価値観を変え、努力をする姿は仁美さんにきちんと届いたようです。  男性は自己開示が苦手な方が多いですが、この自己開示をすることこそ、実は女性が男性に惹かれるポイント。  自己開示をするにはとても勇気のいることで、信頼関係が必要です。信頼関係を作るには、できる限りお互いがコミュニケーションを取りやすいツールを二人で見つけることが仲を深めるためには必要なことです。  相手にとって負担にならない方法でコミュニケーションをとることで、相手の日常の1つに、《自分と連絡をとる》ということが入ってきやすくなります。  好きな女性の日常に「歯を磨く」「寝る」「仕事」「自分と連絡をとる」と、当たり前のように入ることができたら、あなたは彼女にとって必要な男性ということ。たとえ本当は苦手なコミュニケーション方法だとしても、相手の考えを受け入れていくことは、婚活をする上では必須だと言えます。  仁美さんの恋の行方をこれからも見守りつつ、ご成婚までサポートしていきます。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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