更新日:2018年10月10日 13:33
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ユニクロで選ぶなら? オフィスに最適なジーンズの選び方

 また、2000年代以降のプレミアムジーンズブーム以降のデニムパンツを「デニム」と呼んでいます。  本来、デニムとは生地を指す言葉であってパンツを表現するものではありませんが、もはや「デニム=ジーンズ」という認識なのではないでしょうか? 

オフィスジーンズは「濃紺インディゴ」が最適

 そして、オフィスカジュアルに最適なジーンズはデニムと呼ばれるタイプです。ダメージがないプレーンな濃紺インディゴの風合いを連想させるデニムは、清潔感に繋がるからです。  伸縮機能があるポリウレタン素材が混紡されているデニムは、いつもよりワンサイズ窮屈なサイズ感であっても違和感がないのです。むしろ、ワンサイズを下げることでピチッではなく、スラっとした印象が与えられます。  アメリカのゴールドラッシュ時代から認知を拡大してきたデニムパンツ。その呼び名は時代とともに増え、特徴も徐々に変化したことがお分かりいただけたでしょうか?

デニム選びはふくらはぎが細すぎないものを!

オフィスカジュアル

ジーンズのオフィスカジュアル着こなし (撮影/筆者)

 オフィスカジュアルでジーンズを選ぶときに重要なのは、デニムパンツのサイズ感です。このとき、見るべきはウエストだけではなく、その裾型です。  ヴィンテージ時代はストレート型が流行っていましたが、もはや、スキニー型・スリムストレート型というように、どちらも裾にかけて細くなっています。  両者の違いは、ふくらはぎにあります。膝からさらに細くなるスキニータイプに比べ、膝下はストレートになるスリムストレートタイプ。  ももがフィットしているうえで、発達したふくらはぎが程よく収まることがポイントです。  昨今、ふくらはぎが細すぎるビジネスマンを多く見掛けます。原因は、ストレッチ素材を利用して、自身のふくらはぎのカタチを超えた窮屈さを求めてしまっているからです。  今ではユニクロなど、比較的安い値段でさまざまな形や色を選べる店舗もあるため、最適なサイズ感を選択できる幅も広がっています。オフィスカジュアルのジーンズで、私のオススメはストレッチ素材の濃紺インディゴです。ユニクロなら「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ BLUE」(¥3,990+税)。
ユニクロ

ユニクロ「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ BLUE」 ※画像は公式オンラインショップより

 ふくらはぎのカタチがクッキリ出ない程度の細身のデニムこそ、オフィスカジュアルに許容されるジーンズです。みなさんもこれを踏まえたうえで、自分にピッタリのデニムを探してみてください。<TEXT/森井良行>
“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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