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TOKIO長瀬智也インタビュー「自分にとっての正義がみんなにとっての正義ではない」

「人を判断する基準は自分の直感を信じてます」

長瀬:それはもう実績でもなく、誰かとコミュニケーションを取ってる姿でもなく、ちゃんと自分の目で見て、自分のフィルターを通したときのその人の映り方というか。僕自身がすごいなって思う人たちは、自分のようなアホみたいなヤツともちゃんと同じ目線で喋れるんですよ。それに、社長に限らず「俺が全部ケツ持ってやるから、おまえらの好きにしろ」って言われたほうが、逆にこっちはストイックになって集中できる。それってシンプルなようで何げに深いというか、僕はそういうところを大事にしてるような気がしますね。 ――今回演じられた赤松社長は、最後まで誠実さや責任を貫こうとしますが、長瀬さんにとって仕事をする上で、誠実である、責任を持つというのは具体的にどういうことですか。 長瀬:まず、自分にとっての“正義”がみんなにとっての“正義”だとは思ってないんですよね。だからあまり正義を口にはしたくない、っていうのが正直な気持ちです。言ってしまったらダメなことってあるような気もしていて。どこかで僕はそれを守ってるからきっと演技ができるんだろうし、こういうお仕事もしてるんだろうなぁって思うんです。ただ、それは死ぬまで持ち続け、握りしめていくことなのかなと。 ※このインタビューは6/5発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【長瀬智也】 ’78年、神奈川県生まれ。アイドルグループTOKIOのボーカリストとして作詞・作曲を手がける一方、人気俳優としても活躍。『TOOYOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『泣くな、はらちゃん』『ごめん、愛してる』など、映画やドラマで抜群の存在感を発揮している 取材・文/中村裕一 ※写真はイメージです
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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週刊SPA!6/12・19合併号(6/5発売)

表紙の人/ 長瀬智也

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