妻が限界「私は家政婦?」…親の介護が引き起こす熟年離婚
このままでは熟年離婚待ったなしだが、問題が顕在化したが最後、すでに手遅れであることが多い。
「そうならないためにも、日頃からのコミュニケーションの積み重ねが重要。どんな些細なことでもいいので、二人で一緒に問題を解決するという成功体験を積み重ねましょう。いざ大きな問題が起きても、二人で立ち向かおうという気持ちになれますから」
逆に、最も危険なのは、「ウチには何の問題もないと思い込んでいる場合」(西澤氏)。それは、これまであらゆる問題をスルーしてきたということにほかならない。
<55歳を過ぎると……>
・親の介護でストレス増
・「私は家政婦?」と妻が覚醒
・実家介護で半別居状態
・冷え切った夫婦仲が露呈
・問題を解決できず熟年離婚
【西澤寿樹】夫婦カウンセラー
臨床心理士、カウンセラー。女性と夫婦のためのカウンセリングルーム「@はあと・くりにっく」の代表を務める
― 55歳の壁に潰される人 ―
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