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風俗業界に堕ちた外国人留学生たち「日本に憧れて留学したのに…」

待機所で寝泊まりし、一日14時間労働も

 兵庫県の某大学に通う韓国人留学生・ユンさん(仮名・21歳)も、学費捻出のために風俗を始め、いつしか出稼ぎがメインになった。 「大学の韓国人コミュニティに風俗で働く女のコが数人いたんです。先輩に韓国エステに紹介してもらい、最初に入ったのは手で抜く店、次に1万円の本番店でした。でも、地方だからプレイ料金も安く、頑張っても月20万円ぐらいしかもらえなかった」  そこでユンさんが知ったのは、仕事を求める女のコと風俗店を繋げる「スカウトサイト」の存在だ。本名登録が不要のため、日本人と偽って登録したという。 「全国からオファーが届いて驚きました。写真を送ったら渋谷のデリヘル店が熱心に誘ってくれて、現在は月に1回、兵庫から東京まで出稼ぎに行っています。10日連続の勤務で、店の待機所に泊まり、開店10時から閉店24時まで実質14時間労働。休む暇がないほど接客して、ほぼ軟禁状態です」  さらに勤務し始めてから1週間で店側に自身が韓国人であることがバレてしまった。客がつかなかったときに貰える最低保証金を「あれは日本人限定だから」と拒否されるなど、途端に扱いは雑に。また、大学の出席日数も減ってしまい、単位はギリギリの状態だ。しかし、毎回40万円近く稼げるため、やめる気はないと話す。 「おかげさまで指名客も増えてきたし、店側も稼げるからクビにはしない。日本語が流暢になったので、お客さんには一切バレたことはありません。なんとかあと2年間、大学卒業までは続けるつもりです」  出稼ぎ留学生が風俗にハマるのには、こんな背景があったのだ。 ― 出稼ぎ留学生の実態 ―
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