男性ホルモンを増やす食べ物は? 居酒屋メニューでもチャージできる
「最近なんだか疲れが抜けない」「イライラしやすくて、集中が続かない」「何をするにも全然意欲が湧かない」…………中年期に感じがちな原因不明の体調不良の原因は『男性ホルモンの減少』の可能性があるのだという。大ごとになる前に男性ホルモンを取り戻すための手段は確かにある。各分野の専門家たちが推奨する「男らしくあり続けるために必要なこと」とは? 今すぐ取り入れられる習慣を紹介する!
男性ホルモンに必要な栄養素は、普段の食事から取ることができる。なかでも効果的なのは亜鉛。管理栄養士の浅野まみこ氏は、「15~69歳男性の亜鉛の一日の推奨量は10mg。魚介類をはじめ、レバーや玄米、卵黄に干しシイタケなど含まれている食材は多い」と話す。
ちなみに最も効率良く亜鉛を取り込むならカキ。タコなら330g、玄米は茶碗8.5杯分でようやく必要摂取量に達するところ、カキだとむき身で75~80g(4~5個)。これなら一度の食事で十分食べきれる量だ。
「とはいえ、毎日、同じモノを食べるわけにもいかないので、大事なのはバランスの取れた食事を心がけること。一日3度の食事でいろんな食品から少しずつ亜鉛を取るように考えたほうがいいです」
居酒屋メニューでも焼き鳥のレバー串、タコやホタテといった刺し身全般のほか、亜鉛を摂取できるおつまみは多い。
「ただし、アルコールを飲んでしまうと、テストステロンが減ってしまうというデータがあるので飲みすぎには注意が必要です。昼食で男性ホルモンに必要なたんぱく質、アリシン、亜鉛が含まれているメニューを意識的に選んだほうがいいかもしれません。
例えば、レバニラ炒め定食やステーキのようなスタミナ系の料理はいかがでしょうか。牛肉の赤身肉には亜鉛が多く含まれていますし、最近は『いきなりステーキ』のようなお店もあり、ランチで手早く食べることもできます。暑い夏に向けてスタミナをしっかりとつけるという点でもおすすめです」
― 体調不良の原因は[男性ホルモンの減少]にあった! ―
スタミナ料理で亜鉛をチャージ!
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