「出勤中、熱中症になった」夏の満員電車は危険がいっぱい
また、夏場は台風やゲリラ豪雨といった災害も増える。大阪北部地震でもそうだったが、ひとたび災害に見舞われれば数時間も車内にすし詰めになることもありうるのだ。万が一停電にでもなれば車内のエアコンは当然ストップ。熱中症のリスクも高まってしまう。
「最新鋭の車両では過去の乗車率などのデータからその先の混雑状況を予測して温度調整をする機能が搭載されており、快適性は高くなっています。とはいえ、こうした車両はまだ少数派。ほとんどの路線では、夏場の満員電車の環境は夏バテや熱中症のリスクあり、ということでしょうか」
毎日の通勤で満員電車に乗り続けるならば、水分補給などの熱中症対策は欠かせない。車内での過ごし方を再考しよう。
― 死を招く[キラー夏バテ]の正体 ―
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