恋愛・結婚

バイトの女子大生と不倫に走ったファミレス店長。育児ストレスの妻は狂乱して…

 そうこうしているうちに妻が出産。いざ産まれてみると、やっぱり子どもは可愛いし、妻のサポートなど何かと忙しくなった。次第に、佐藤さんはRさんにあまり連絡しなくなっていったという。 「Rから『私とは遊びだったの?』『会いたい』『奥さんより私の方が好きって言ったよね?』と鬼のようにLINEが届くようになって。携帯はブルブルしっぱなし。明るくてサッパリしたタイプだと思っていたRもやっぱりかと……」  当然、怪しく思った妻が「何、そんなにブルブルしてるの?」と佐藤さんの携帯をサッと奪い、Rさんからのメッセージが見られてしまったというのだ。

浮気がバレて妻が狂乱、離婚の流れに…

「ブチ切れた妻に鉢植えやリモコンなどを投げつけられながら、必死になだめたのですがダメでしたね。部屋をめちゃくちゃにしながら暴れに暴れて、赤ちゃんを置いたまま出て行ってしまいました。まぁ、浮気なんかした僕が悪いんですけどね」 不倫 それから、佐藤さんと子どもの2人暮らしが始まった。現在は佐藤さんの母親に手伝ってもらいつつ、子育てに奮闘中だという。 「妻とは、離婚に向けての話し合い中です。今では本当に傷つけてしまい申し訳ないことをしてしまったなと思っています。そして、僕の未熟さが原因でこの子にお母さんがいないことが可哀想で……罪悪感でいっぱいですよ」  ちなみに不倫相手のRさんは、あれからすぐにバイト仲間のYくん(大学生)と付き合い始めて、佐藤さんのことはもう眼中にないそうだ。 「最初は、ひとりで子育てなんて出来るかな? と不安だったんですが…今まで散々女の人達に振り回されてきたので育児なんて全く苦に感じませんね(笑)。純粋に、オムツが濡れたりお腹が空いて泣くのなんて可愛いものですよ。もう今後、女はこの子だけでいいですね。母親がいないぶん、精一杯可愛がりますよ」  一時の気の迷いでシングルファザーになってしまった佐藤さん。幸か不幸か、女性たちに鍛えられた鋼のメンタルで子育てに勤しんでもらいたいですね。<取材・文・イラスト/鈴木詩子> ― ダメ。絶対。恐怖の不倫体験! ―
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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