嫁と違うタイプの女子と職場不倫した男の顛末「彼女と会うたびに罪悪感は薄れて…」
―[ダメ。絶対。恐怖の不倫体験!]―
巷には著名人や芸能人の不倫記事で溢れ、そこまで大事ではない気さえしてくる不倫。大物の不倫であれば世間は知ることができるが、一般人の不倫とはどのような末路を迎えるのだろうか。ここでは自身の不倫により人生が大きく変わってしまった男性にその生の声を聞いた。
「魔が差したと言えばそうなんですが、まさか子供ができちゃうなんてね」と語るのは、関西の飲食店で働くNさん(38歳)。中肉中背、切れ長のややつり上がった瞳が印象的なNさんは見た目こそ普通だが、立ち振る舞いなど、どことなく男性の色気を感じるタイプ。若い頃はモテたような雰囲気を感じる。彼は30歳の時に4歳下の同じ飲食店で働く社員の女性と結婚した。
「嫁は責任感が強く、曲がったことが大嫌いな、どちらかと言えば堅物タイプ。見た目は普通ですが、アルバイトながら仕事をキッチリこなしてくれる姿とか、時折見せるプライベートの温厚さなどのギャップで惹かれましたね。
嫁が短大生でアルバイトをしていた時から付き合っていたので、結婚したのは付き合って5年くらい経った頃でした。実は2度目のプロポーズでやっとOKをもらった感じなんですよ。1度目は彼女がまだ22歳の時で『まだ早い』という理由で保留されましたね。2度目にプロポーズした時に、『きっとずっと一緒にいると思うからいいよ』と答えてくれた時は嬉しかったですね。僕もずっと一緒にいるつもりでしたし」
それでもNさんは不倫してしまう。不倫相手の女性はNさんの1歳下で、奥さんと同じく出会いは働いていた飲食店でのアルバイトと社員の関係だった。最初から異性として見ていたとNさんは語る。
「彼女は嫁が結婚を機に仕事を辞めた1年後くらいに入ってきました。嫁と違って、女性より男性受けするタイプでしたね。服装も顔も派手で、人との距離が近かった。異性から人気があったんです。40代の店長なんてデレデレでしたから」
異性として意識しているものの、既婚者としてアプローチなどは当然しなかったという。しかしNさんとの意思とは裏腹に2人の距離は徐々に縮まり、お店の飲み会の後に一線を超えてしまう。
「シフトの件でという名目でメールアドレスを交換した辺りから少しやばいかもという気はしていました。『今度お店にお菓子持っていきます』ぐらいの些細なことも嫁に黙ってやりとりをしていると、背徳感というか、気持ちが盛り上がっていくんですよね。でも、プラトニックだったら浮気じゃないと思っていましたから。
一線を越えてしまった時は、事後に血の気が引く思いがしたことを覚えています。最初の1回目は罪悪感がすごかったですね。嫁と結婚して2年くらいの時期だったと思います」
その罪悪感は、彼女と会う度に薄くなっていく。
「日に日に彼女と過ごすことが普通になってくるんです。外では彼女と恋人で、家では嫁と家族でといった、まったく別の人格になった気さえしていました。それに、最低ですが2人いるとどこかで罪悪感があるのか、どちらにも優しくできるんですよ。
嫁にはバレず、彼女からも別れてほしいとの言葉は一切なし。このままの関係が可能な限り続けばいいと思っていましたね」
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