恋愛・結婚

「タイミングが合わない男女」が絶対に結婚できない理由

女性は感じ取っていた「男の下心」

 ご紹介当初の2人はとてもいい雰囲気で安心したのですが、1度目のデートを終えた幸太郎さんからのメールに私はビックリしました。 「2回目のデートはどんな場所がオススメですか? また、デートで食事が終わったら、藍衣さんをお誘いしたいのですが、どうやって誘えばいいですか?」  「食事後のお誘い?」……その言葉のニュアンスに一抹の不安を覚えながらも、「その、お誘いは、デート中に次回のデートのお誘いですか? それとも別のお誘いですか?」と勇気を出してお伺いしました。 「お泊まりのお誘いです」  実は藍衣さんからは1度目のデートを終えて時点で幸太郎さんの下心を嗅覚で感じ取っていたのか、「とてもいい方でデートも楽しかったのですが、心が休まらなくて、自分らしくいられていない気がします。なぜなのでしょうか? 相談したいです」という連絡がきていました。

山本早織(ヘアメイク/kanagon 撮影/山川修一)

女性に安心感を与える努力を怠ってはいけない

 うまくいったかもしれない2人でも、人生のタイミングが合わなければ、そのご縁はつながることはありません。「この人に本当にすべてを預けて幸せになれるのだろうか?」ということこそ女性の究極の判断基準です。苗字を変えること、時間の使い方を変えること、妊娠をしたら体も変わっていく女性。たくさんの覚悟をする女性を本当に大切に思うのであれば、2回目のデートでお泊まりをお誘いするのは女性に勘違いされる行動のひとつです。  女性とのデートの時間の中で、どれだけお相手女性に「あなたは特別な女性で僕が幸せにしたい女性です」というメッセージを届けることができるかが大切。行動や言葉で女性に確認作業をたくさんさせてあげることを心がけてみてください。 「私にだからこんなことをしてくれるんだ」「私にだから優しくしてくれるんだ」「私は彼にとって特別なのかもしれない」っと一つひとつ確認させてあげることによって、女性はその人に人生を預ける覚悟をしてくれるでしょう。  女性をお泊まりに誘いたいのであれば、きちんと気持ちを伝えて受け入れていただき、相手が心も体も開放できる安心感を言葉で与えてからお誘いしましょう。  人生のタイミングを間違えてしまうと、せっかくの赤い糸も切れてしまいます。お互いの目的とタイミングを合わせることこそご縁をつなぐためには大切。一つひとつの出逢いを大切にしていきましょうね。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
1
2
おすすめ記事