恋愛・結婚

男が考える「女性への誕生日サプライズ」は大抵間違っている。プロポーズはアリ?

プロポーズ

Episode2 「誕生日にプロポーズ」よりもオススメの方法

 結婚相談所では結婚したいお相手ができた際にプロポーズをすることを「成婚」といいます。男女ともにその成婚に向けて活動をしていくわけですが、いざ成婚が間近になると男性はとてもロマンチストだなあと感心します。  お互いに「この人!」と決まると、仲人へ気持ちを伝えてくれる人が多いので、プロポーズを考えていることはお互いの担当仲人同士は認識しています。ただ、仲人もせっかくなら素敵なプロポーズになってほしいと思っているので、女性本人にはお相手の男性がプロポーズしてくることは伝えず、「彼との結婚の意思だけ確認」をし、ほぼお断りされることのない中でプロポーズが行われるわけです。  ちなみに私自身がプロポーズをされる際はこの仲人的動きを妹たちが担っていたようで、彼に「おねえちゃんはもう結婚してもいいと思っているらしい」と情報を流してくれていました。  私の結婚相談所でも「成婚」が毎月出るようになり、男性会員からプロポーズの演出について相談されることが多くなりました。私自身、演出を考えるのが好きなので、大興奮で「こんな演出はどう? こんなセリフはどう?」なんて提案をさせてもらっています。  先日は富岡桂さん(仮名・42)から相談をうけました。 「彼女のお誕生日にプロポーズをしようと思っています。でも、あと1か月あるのですが、もう少し早いほうがいいでしょうか?」  お相手の女性はもう桂さんにお気持ちは決まっているということをお聞きしていたので、あとはもう桂さんがいつプロポーズするかだけ。ロマンチストな桂さんは彼女のためにお誕生日がいいかなと感じているようでしたが、「結婚したいと思っている女性からしたら、お誕生日はもう結婚が決まっている状態。安心して、独身最後のお誕生日で『これからはこの人と歩んでいくんだな~』とこれからのお話をする場所として過ごしたいと感じるので、できればお誕生日前のほうがサプライズになるかと思いますよ」とアドバイスをさせていただきました。  というのも、だいたいの女性はプロポーズが来るであろうタイミングを感じ取っています。結婚相談所で活動をしている方であればなおさら。であれば、確実にサプライズとなるフライングプロポーズのほうが、桂さんが望んでいる反応が返ってくるはず。  プロポーズ成功後、お二人とお会いできるタイミングがあり、プロポーズのときのことをお聞きしました。「お誕生日に来ると思っていたので本当に驚いて泣いてしまいました」と幸せそうにお話をしており、私と桂さんは「作戦成功!」と笑顔に。お誕生日は二人のこれからのお話と旅行の予定を立てることができたと教えてくださいました。  1年で1度の自分にとって大切な誕生日に自分のためにっと考えてくれる相手がいるだけで幸せなことです。たくさんの男女が生まれたことと出会えたことに心から感謝のできる1日になりますように。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート