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小林麻耶もいた『恋のから騒ぎ』意外な有名メンバーのその後

【第11期生】稲垣那祐佳(現・峰なゆか、AV女優⇒漫画家)

 『週刊SPA!』本誌で連載中の漫画『アラサーちゃん』も大好評の峰なゆか(33)も、2004年に第11期生として“恋から”に出演していた。卒業後の2005年に宇宙企画より『恋のエロ騒ぎ』でAVデビューし、沢田麗奈と同様にAV女優となる。

 宇宙企画でいくつかの作品を経たのち、翌2006年にはムーディーズ専属女優として活躍。2009年に引退するが、2011年に1度きりの条件つきでAVに復帰。同年に『アラサーちゃん』の連載を始め「元AV女優のエロカワ漫画家」として注目を集める。後に本人が語るように、元々漫画家になることが夢で、少女漫画雑誌に投稿したこともあるという。これまで言語化されてこなかった、女性の恋愛やSEXに対する本音、欲望をつづって共感を集めた『アラサーちゃん』は、欲望の現場にいたからこそ描けたのかもしれない。

【第13期生】竹川奈津子(現・なちゅ、お笑いタレント)

 派手なギャルファッションでインパクトを与えた竹川奈津子。2006年第13期生として出演。当時、渋谷で流行っていた“ギャルサー(ギャルのサークル)”で総長を務めた強烈な経歴でもてはやされ、番組の中心となることも多かった。

 番組卒業後はお笑いタレントとして活躍。このあたりから、なちゅを名乗り始める。ピン芸人として活動したのち、お笑いコンビ「チャラなちゅパラダイス」を結成。ライブ出演の他に『M-1グランプリ』、『MBS新世代漫才アワード』に出場するなど勢力的に活動していた。その後、2009年には当時存在していたAKB48グループ「SDN48」のMC要員として抜擢され、個性をいかんなく発揮。当初からギャルのイメージが強かったが、2016年には黒髪&色白という大胆なイメチェンをはかった。現在SPA!の女性向けサイト「女子SPA!」にて、「元アイドル22kgヤセへの道」を連載している。

【第14期生】塩村文夏(放送作家⇒政治家)

 現在、政治家として活動している塩村文夏。高校時代にスポーツ用品販売会社のイメージガールコンテストで準グランプリに選ばれたり、高校卒業後はグラビアアイドルとして活動するなど、元々芸能志向が強かったことがうかがえる。2001年には芸能界を退き留学。その後フライトアテンダントとして勤務。2007年に第14期生として出演した。

 美貌と知性を併せ持つ才色兼備なキャラクターで人気を博して同期MVPを獲得。番組出演がきっかけで放送作家という仕事に興味を抱く。のちにナンシー塩村名義で主にバラエティ番組の演出を手がける。2013年、みんなの党から東京都議会議員選挙に当選。美人すぎる都議として注目される。2014年に塩村が都議会本会議において晩婚化対策の質問をしたところ、男性議員から「早く結婚したほうがいい」「産めないのか?」などの野次が飛ぶ。これが「セクハラやじ問題」なる騒動のきっかけとなった。2017年、第48回衆議院議員総選挙に出馬するも落選する。

【第15期生】津田麻莉奈(タレント)

 竹川奈津子同様に「SDN48」のメンバーとして知られる津田麻莉奈。2008年より読者モデルとして活動し、ちょうどその頃から“恋から”に第15期生として出演する。大学卒業後の2010年「SDN48」に加入し、本格的な芸能活動を開始する。

 2012年のコンサートをもって「SDN48」を卒業。バラエティ番組を中心に活動を続ける。大の競馬ファンであり、2011年には手束真知子、近藤さや香(いずれも元SDNメンバー)らと共に「ダービーWeek」のイメージキャラクターに抜擢されたことも。現在も競馬と関わる形で芸能活動を継続。同じAKBグループ出身の小嶋陽菜、白石麻衣と共に競馬タレントとして知られている。 <文/ポン白子>
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