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X JAPAN、また解散はある!? 嫉妬、印税格差…日本の有名バンド6つの解散劇

 先だってX JAPANのリーダーYOSHIKI(Dr)が、自身のニコニコチャンネル『YOSHIKI CHANNEL』で、X JAPANとしては2010年の日産スタジアム2days公演以来の大型公演を開催することを発表。YOSHIKIとToshl(Vo)の間に流れる不仲説が流れるなか、幕張メッセでの3daysが行われる。


 X JAPANといえば、1997年に一度解散しているのはご存じのとおり。当時はToshlが脱退の意志を表明した。あれから20年以上の時を経て、再び両者の間に亀裂が生じているとウワサされている。

 一般的にバンドの解散理由としては音楽性・方向性の違い、ギャラの取り分での衝突などがあるが、やはりメンバー同士の不仲というケースが多いのではないだろうか。そこで今回は、「不仲」を理由に解散もしくはメンバーが脱退した日本の有名バンドを集めてみた。バンド崩壊後にそれぞれがたどった明暗とは?

メンバー同士の嫉妬が原因だった?キャロル


“永ちゃん”の愛称で親しまれ、幅広い層から支持されるロックシンガー矢沢永吉が、かつて在籍していた伝説的ロックバンド、キャロル。活動中から矢沢(Vo)とジョニー大倉(G)の仲は険悪で、1975年の解散の原因もふたりの不仲が限界まで至ったからとされている。解散以降も両者の間柄は決して良好なものではなく、ジョニー大倉自身も度々メディアで敵対をほのめかす発言をしていた。

キャロル「ザ★ベスト」

キャロル「ザ★ベスト」

 人気と知名度は矢沢のほうが圧倒的にあるせいか、彼らの不仲はジョニー大倉の一方的な嫉妬と捉えられがちだ。しかし一方で、ジョニー大倉がキャロル時代より俳優として活動しており、それに矢沢が嫉妬していたという話もある。2013年にジョニー大倉は肺ガンで亡くなった際、矢沢は追悼コメントこそ出しても、告別式を訪れることはなかった。

印税格差で不満爆発?チェッカーズ


 80年代にアイドル的な人気を誇っていたチェッカーズ。藤井フミヤ(Vo)と高杢禎彦(Side.Vo)の確執により、7人のメンバー間には派閥が生じていたことが知られている。デビュー当初の楽曲は外部に委託していたが、中期にさしかかると作詞作曲をバンド内だけで手掛けるようになり、結果、個々のメンバーのソロ活動が目立ち始める。

チェッカーズ「THE CHECKERS SUPER BEST COLLECTION 32」

チェッカーズ「THE CHECKERS SUPER BEST COLLECTION 32」

 やがてチェッカーズのほとんどの楽曲をフミヤが作詞、鶴久政治(Side.Vo)が作曲を担当するように。それに対して高杢は一部の作詞を担うのみで、印税収入で格差が生じてしまうことに。そんな不仲・不満を抱えたままバンドは1992年に解散。その後、高杢はフミヤとの関係を暴露する本を出版し話題となる。フミヤはこの本を「デタラメ」と断じ、両者の確執は公然のものとなった。

現在はメンバー1人のハウンド・ドック


 全盛期には日本武道館で15日連続公演を行うなど、日本を代表するロックバンドのひとつだったハウンド・ドック。現在、正式なメンバーは大友康平(Vo)ただ1人となっている。背景には、2005年に大友と当時の所属事務所との間に意見の相違があった。これにより大友は独立して個人事務所「イエホック」を設立。しかしこれは大友の独断だったため、蓑輪単志(Key)、鮫島秀樹(Ba)の反感を買うことに。かつての所属事務所も強制的に解散させようと動くが、これに対して大友は蓑輪、鮫島が脱退したと発表する。

ハウンド・ドック ベスト

ハウンド・ドック ベスト

 そして大友は、彼ら2人を除く個人事務所に移籍した4名でバンドを続けることを宣言。これに対して蓑輪、鮫島は「脱退はしていない」とコメントを発表。所属事務所は大友含む移籍メンバー4名に対し損害賠償を請求。大友も名誉棄損で反訴する。さらに2006年には大友と移籍組3人との間にも確執が生じて、3名はイエホックを解雇されてしまう。

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途中加入メンバーの下剋上が引き金で解散ジュディ・アンド・マリー

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