Nintendo Switchはインディーゲームが花盛り。ゲームボーイで青春を過ごした人へオススメの1本
そうです。実はこのゲームは1分間が勝負のループ系アクションアドベンチャー。画面左上に60秒のカウントダウンが表示され、0になるとどんな状況でも死んでしまいます。延長もなし。「それじゃクリアできないでしょ!」とツッコまれそうですが、入手したアイテムやカギを開けた扉はそのまま。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
つまり、1分の間にアイテムを見つけて死亡。次の1分でそのアイテムを使って道を開いて死亡。また次の1分で先に進んで敵を倒して死亡。という風に、1分区切りを繰り返してシナリオを進めていくのです。
セリフが重要なヒントになっているため、まずは言語を英語から日本語に変更してスタートしましょう。1分という短さにあたふたして無我夢中で行動しているうちに、「あ、ここがさっきのヒントの場所か」と閃く瞬間が気持ちいいゲームです。
操作はAボタンが剣での攻撃、Bボタンが即死ボタンとシンプル。だまっていても1分間の命ですが、せっかちな方は即死ボタンをどうぞ(笑)。1分刻みということで忙しい大人でも遊びやすく、集中力も保てます。クリアまでは2~3時間ほど。タコの触手集めや体力が上がるハート集めなどやり込み要素もあり、さらにクリアすると制限時間40秒となる「裏ゼルダ」的な二周目も出現します。白と黒のキュートでキッチュな世界をぜひ堪能してください。
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